ここで本を探すと「脳」が旅をはじめる

思わず立ち止まってしまう秘密

「古本屋」というと、筆者の勝手なイメージは、薄暗くて雑多。しかし、ここ清澄白河にある「しまぶっく」にそんな雰囲気はまったくありませんでした。

 

 

青いテントにオープンなガラス張り、白い窓枠にウッディーな本箱、そして何よりきれいな本。

 

 

入ってみて、はじめて「あ、ここ古本屋なのね」と気づく人も多いんじゃないかしら。

 

「うちは専門店ではないので、いろんな本がありますよ。場所柄、時代小説も人気です」と店主の渡辺さん。

 

▲「千住」「八丁堀」「人形町」「大江戸」の文字が並ぶ。

 

店頭の一角には時代小説コーナーがあり、そこには東京の地名が入った時代小説が並んでいました。

 

江戸の小説を江戸で選んで江戸で読む。思わず「粋だな~」とにんまりしてしまいます。

 

 

 

「脳」がクリエイティブな動きをはじめる

店に入ってすぐ左。レジ横の秘密基地のようなコーナーに入ると、そのラインナップに驚きます。

 

 

例えば、この「英和辞典」。キッズ向けの英和辞典はなかなか種類がなく、本屋で探しても見つからないことも。

 

▲数冊「絵×英和辞典」の本が。しかも、かわいい!

 

子供用の本だけでなく、大人がワクワクするライフスタイル系の本も並びます。

 

▲買ってそのまま「カフェ」に向いたくなる!

 

タイトルを読んでいるだけで「脳」の動きが活性化。グルングルンと違う方向に動いているような開放感を感じます。

 

まるで美術館にいるような、あの「脳がクリエイティブな旅」をしている感じ!!

 

 

「今は休館中ですが、現代美術館の帰りに寄ってくれる人も多いんです」と、渡辺さん。美術館の帰りに「しまぶっく」。この組み合わせ最高です。

 

 

家族にも「脳の旅」をおすそわけ

 

脳がグルングルンといつもと違う動きをして気持ちがいい「しまぶっく」で、我が子にも、おなじく「脳の旅」をプレゼントしたくなりました。

 

選んだのはこの本。

 

 

自由研究の提案が、これでもかという筆量で描かれ紹介された「これぞ、自由研究の図鑑!」と圧巻の本です。自由研究の本はいくつか本屋さんで探しましたが、これは見たことなかったなぁ。

 

 

20年前に出版された本ですが、その内容は今の子どもにとっても新しく発見があるようで、夢中で読み進め「脳の旅」へ──。

 

 

何でもあるようで、実はすごくセレクトされているに違いない「しまぶっく」の古本で、あなたも「脳の旅」を体験してみませんか?

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この街にこの古本屋さんアリ!

派手な商業施設があるわけではなく
一見すると、どこにでもある商店街の通り。

けれど、オシャレな古本屋さん「しまぶっく」は、いち早くここにお店をかまえた。

古書のメッカ「神保町」じゃなく。ここ清澄白河に。

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店主の渡辺富士雄さん曰く。
この街の「昔ながらの文化と、新しいものが交わっている」ところが
魅力なんだそう。

 

 

有名なコーヒー店が出店したり、アート系イベントなどで、話題に事欠かないこのエリア。
でも、「近くの深川江戸資料館で落語会などがあると、落語系の本がよく出たりしますよ」と

渡辺さん。なんとも下町っぽいじゃないですか!
「この地域の方々が読みたいと思っているかどうか」を意識して集めた本は
いわゆる古書店にあるようなマニアックなものばかりじゃなくて
お母さんの為のちょっと気の利いた料理本や、移動中などに楽しみたい文庫本も豊富。
そして、どれもキレイ!

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地域に子供が多いという事もあり、児童書も多めに・・・。

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この絵本、なつかしい!って
大人もいるんじゃないかな?

 

 

おっと英語だわ・・・

近所にインターナショナルスクールがあるからかしら?
英語の絵本も結構豊富!

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このお人形知ってます?

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なんともかわいらしい、このコの名前は「おのくん」

東日本大震災で被災した、東松山市の有志が集まって作った手作り人形。
深川資料館通りでは、商店街の各店舗にこの「おのくん」を飾り、20体見つけた人は、
「おのくん」をもらえるイベントを開催。

 

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この「おのくんを探せ」というイベントは既に終了しておりますが(大成功だったそう!)
「おのくん」は、こちらのお店にもいたんですねー。

 

 

 

 

物静かな印象の渡辺さん。
本屋さんとして大切にしていることが「無言の対話」

 

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ゆっくり本を選んでいる人に、ちょこちょこ話しかけて売り込むのではなく
買って行ってくれた本たちをチェックしながら、地域の人が読みたいものをつかんでいく。
沈黙に耳を傾けるのが本屋の醍醐味なんだとか。

 

 

渡辺さんが自分の足で選んできた とっておきの一冊。
「楽しく読んでくれますように」

このしおりをはさんでお渡しする時、
心にそんな言葉が浮かんでいるかもしれません。

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知的好奇心は「立ち寄って」満たす

誰かの本棚って
覗きたくなりません?

古本屋さんを見つけると必ず入りたくなる(というか、入ってしまう)。
それは新刊書店よりも、なんだか
「人の本棚を覗かせてもらう」的な感覚があるから。

ネットで簡単に本が買えちゃう時代だけど、
本屋さんの、
それも、独自のコンセプトを持っているお店の吸引力って、絶対にあると思う。

 

外観DSC05196

 

深川資料館通りの一角。

歩道にずらっと

 

外絵本DSC05205

 

こんなに本が並んでいたら、

誰だって、なんとなく目の端でタイトル、チェックしますよね。

 

ベンチDSC05238

 

あれ? ここって古本屋さん? どの本もキレイ・・・

 

「骨董的な価値はないけれど、
どの本もキレイなんじゃないかな」と店主の渡辺富士雄さん。

 

食本1DSC05218

ほんと、古本屋さん独特の「くたびれ」を感じない。

食平置きDSC05217

 

こんな平置きの棚もある!
やっぱり棚ごとにテーマがあると夢中になっちゃいます。
だって、いろんな世界を背表紙から知ることができるから。

 

童話DSC05215

 

ここの棚を(勝手に)題して
【お利口さんなおねえちゃんの本棚】。
『はてしない物語』に『秘密の花園』うんうん、読んだなぁ。

 

日本文学DSC05255

 

こんな装丁の文学書、初めて見ました。

 

店内1DSC05252

 

右から左へ、上から下へ 気になったら手に取って・・・。

本屋さんって、
自分自身の「興味」を再認識する場なのかもしれませんね。

 

 

“普通の上等”って、ステキなことば

2010年にオープンした【しまぶっく】。
渡辺さんは元・新刊書店の書店員だったそうな。 そこから
「自分の売りたい本を売る」
「自分の棚を作る」
という想いが強くなり独立されたとか。

だから、
和書は「古本」、洋書は新刊(美術書・絵本など)というスタイルにして、
「並べたい」と思う本を厳選しているそうです。

 

絵本中DSC05288

 

覚えやすくかわいらしい店名は、奥様の故郷・沖縄から。
奥様のおばあさんが「島袋」姓で
沖縄では島袋さんは「しまぶく」さんと呼ばれることが多い、ということから。

 

ということで・・・

 

沖縄本DSC05248

 

沖縄のコーナーもあって

 

紅型ポスカDSC05246

 

紅型(びんがた)をあしらったポストカードも販売!

 

美術館の近くだから、
アート系の書籍も多く目に留まります。

 

説明書きDSC05210

 

特に絵本は、海外もの、飛び出す仕掛けもの、とさまざま。
渡辺さんのおすすめメッセージもついて、「愛」を感じちゃいますね。

 

店主飛び出す絵本DSC05189

 

「“普通の上等”を心がけていますね」と渡辺さん。

 

ちょっと気の利いた品揃えや、
間口を広くして、バギーを押したママさんも立ち寄れるようにしたり。

 

愛される店、寄りたくなる店って、必ずいろんな工夫がある。
これぞ、「行きつけにしたくなる」本屋さん!

 

 

※写真は2014年5月のものです。

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