江東区×パリ=夢のマリアージュ
公開日:2017年3月24日
こちらは活気あふれる亀戸中央通り商店街に立つ「モンレーヴ」。
フランス語のお名前がついているだけあって、パリの町中にありそうなケーキ屋さんです(*^^*)
お店に入って真っ先に見るのは、やっぱりカラフルなショーケースの中。
凛としたガトーの数々は、かつてヴェルサイユに君臨していたレーヌをも魅了するようなものばかり…
そして甘い香りをたどり、厨房にお邪魔させてもらうと…
あ、チーフの平沢徹也さん。ちょうど動物クッキーの焼き上げ中!
かわいい…!!
微妙な表情の違いが素敵です。
お父様が始めたこのお店で、親の働く姿に惹かれて同世界に入ったという平沢さん。
「お客さんが笑顔になってくれる、絶対喜んでくれる仕事です」とうれしそうに語ってくれました。
そんな平沢さん、実は日本の食材と洋菓子をマリアージュさせる優れたマッチメーカーなのです!
さくら×デセール=花よりマカロン?
季節ごとにメニューを変え、常に旬な食材を使った作品を提供しているモンレーヴさんですが、現在はこれこそ「和」!桜のスイーツが揃っています。
フランスでは絶対食べられない、とってもゴージャスなさくらのロールケーキ。
こちらは桜のマカロン。桜バターをメレンゲでサンドした、繊細な一品。
桜の塩漬けが優しい甘さをより引き出してくれます。
その他クッキーやブッセ(ビスキュイとも呼ばれる、ふわっ、さくっ!が特徴のフランス菓子)なども、さくらフレーバーで登場中。桜が散り次第いなくなってしまうので、興味がある方はお早めに!
パティスリー×下町=好きです、江東区!
次に種類豊富な焼き菓子コーナーを見てみると…
下町ダックワーズ。
手書きの帯がとってもシャルマン!江東区の暖かさを見事表現しています。
亀戸ならではの羽亀ガレットに…
亀井戸梅屋敷と名付けられた梅カステラ。
(梅×カステラ、初めて見ました!)
なるほど、地元への愛が詰まっていますね。お土産にもよさそう!(^◇^)
こちらは新作、「江東夢花火」。
黒豆のマドレーヌですって!
こちらも平沢さん作。黒豆という和のイメージが強い食材を活かすケーキスイーツを研究し、試行錯誤を重ね、たどり着いたのがマドレーヌだったそうです。
好奇心に釣られ私もひとつ買ってみたのですが…
相性は抜群!これぞ食の国際結婚?
皆さんも一度、召し上がってみてください!
モンレーヴ×トンレーヴ=夢のケーキを召し上がれ♪
そしてやっぱりモンレーヴさんといえば、キャラクターケーキのプロ。
チョコレートのペンをまるで鉛筆のように扱うパティシエの植草さん…もともと絵が上手だそうですが、さすがです。
色付けはこちらのナパージュで。
絵の具BOXみたい!混ぜればどんな色でも作れるそうですよ。
誕生日にはもちろん、お祝い事があるときは、
ぜひ夢のケーキをお迎えに来てみてくださいね。
前日までにオーダーすれば、ちゃんとバースデーメッセージが飾られますよ♪
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本日のフランス語講座
モンレーヴ:私の夢
ガトー:ケーキ
レーヌ:女王
デセール:デザート
パティスリー:お菓子
シャルマン:チャーミング、魅力的
トンレーヴ:あなたの夢