大島のニューフェイス! おひとりさまも通う団地食堂
公開日:2020年8月20日
西大島駅から徒歩5分、UR大島四丁目団地の2号棟にある
「中華ダイニング 七福」。
西新宿で中華料理店を営んでいた仲間未来さんが、「一人暮らしの方にも温かい雰囲気の中で、リーズナブルにごはんを食べてほしい」と、今年6月にオープンしました。
テラスの看板には、値段と写真入りのメニューがずらり。これは安心です。
ランチは定食が6種類650〜760円、麺は7種類590〜750円、丼は6種類390〜950円(2人前サイズ!)と本当におサイフに優しいお値段!
口コミで生まれた人気メニュー
お店の看板料理をお願いしたら、中華の定番・海老チリソース990円とよだれ鶏720円(ともに夜の単品価格)が登場!
「海老チリソースは、隣にあるクリニックの先生のお気に入りなんです。その口コミが団地に広がって、気づけばウチで一番の人気メニューになりました。これにはこちらが驚いたほど」と仲間さん。
プリプリの海老がこってり目の甘酸っぱいソースによくからんでいます。マイルドな辛味で、これは子どもからシニアまでどなたでも箸が伸びる味です。
もう少し辛味がほしい時は、特製ラー油(あとからピリピリくる辛さ!)と漢方の薬草が入った自家製辛味噌で調整するのがおすすめ。
こちらは、もう1つの人気メニュー「よだれ鶏」。
醤油ベースのタレに淡白な蒸し鶏をからめていただく、あっさりとした味わい。ヘルシーでやさしい味付けです。
鶏肉の下に隠れた豆もやしのナムルと一緒にいただけば、ビールにもぴったり!
最近は、団地にお住まいのお客さんたちからのリクエストで、ランチタイムにも単品メニューとお酒を提供するようになったとか。
仲間さんのお話をうかがっていると、このお店がすっかり団地の食堂となっていることがわかります。
「ウチのシェフの自信作です」というこちらは小籠包290円(3個)。
アツアツの時にひとくちいただくと、じゅわっとスープが吹き出してきますのでご注意を!
あまりのおいしさに写真を撮り忘れてもうひとくち。
こちらもやさしい味ですが、千切り生姜と黒酢でいただくのが七福風です。生姜がほどよく風味を引き締め、メリハリの効いた味を楽しむことができます。
中国の家庭的な味をお持ち帰りとデリバリーでも!
このお店のすべてのメニューはテイクアウトできます。また、今のところデリバリーは、UR大島四丁目団地内限定で提供中です。
仲間さん親子(左が仲間さん、右が店長の娘さん)と中国のホテル出身のシェフが営む小さなお店には、団地内に住む一人暮らしやファミリー層が多く訪れます。
その家庭的な雰囲気と味から、「とくに一人暮らしのシニアは、時間を問わず週に何度も来てくれます」とのことでした。
お客さんを飽きさせないようにと、近々新メニューも登場予定。お楽しみに!
※本文中の情報は2020年7月現在のもので、価格は全て税込みです。