「彫る」という道をゆく人

明治通り沿い
スナギンの入り口の近くに「江盛堂印舗」という印鑑屋さんがあります。

 

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一見、普通のはんこ屋さんですが、
実は、店主の荻上和男さんは、一風変わった経歴の持ち主。

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通常、印鑑を彫る職人になるには、
師匠の元で修業をしたりするのが一般的だと思っておりました。

 

しかし、荻上さんのお父さんが営んでいたのは
印鑑の材料(印材)を印鑑屋さんにお届けする印材店。

印鑑を彫る注文は別の印鑑屋さんにお願いしていたそうです。

 

荻上さんは、この印鑑の注文もやってみようと
取引先の印鑑店の職人さんが彫っている様子を見ながら、独学で覚えていったそうです。

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最初の2~3年は、試行錯誤の連続・・・。(しかも昔はゴム印も手彫りでした。)
その後の4~5年で、ようやく納得のいくものができるようになってきた、と荻上さん。

いまや職人歴50年以上のベテランです。

 

 

彫る印鑑には、美しいことはもちろん
なんとも言えない味わいがあります。
(社判は、社運が向上したと再度のご注文を頂くこともよくあるとか。)

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しかし、若干18歳の青年が、自らの腕だけを頼みに
篆刻の道を選び、粗彫から仕上げまで誰からも教わらず習得するということ。並大抵のことではなかったと思います。

荻上さんは「彫ることが好きなんです。」と笑っておりましたが・・・。

 

 

さて、熟練職人さんが彫ってくれる
「手彫り印鑑」っておいくら万円くらいなんでしょうか?

 

こちらが、それぞれの印材に手彫りを施した場合のお値段。

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実際に、印材を触りながら選べます。(もともと印材店だったから、印材も豊富)
象牙やこはく、水牛など、高級なものもあるのに、しかも手彫りなのに・・・
や、安くないですか!?

 

「以前は仕事も3人でやっていましたが、今は自分ひとりでやってるだけだから、その分、お値段はなるべく抑えてるんですよ。」と荻上さん。

 

 

ちょこんと椅子に腰掛け
丁寧に印鑑を彫っている荻上さんのご様子は、なんとも可愛らしいお姿でした。

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※写真中の商品の価格は2015年12月時点のものです。

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