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舛屋酒店(マスヤサケテン)

place森下駅A6出口から徒歩4分

お宝酒が見つかるかも?! 高橋のらくろードの老舗酒屋

公開日:2022年5月19日

高ばしのらくろード商店街の中ほどに、酒好きが頼りにする、明治25年創業の知る人ぞ知る酒屋があるのをご存じでしょうか。

 

舛屋酒店

 

5代目店主・青池和彦さんは、東京酒販協同組合連合会の理事であり、江東西酒類業懇話会の会長という肩書も持つ、酒類全般への造詣が深い方。店頭に並ぶのは、そんな青池さんが実際に試飲し、自身がおいしいと思ったものだけ。すべて青池さんお墨付き、というわけなのです。

 

△「店頭に並んでいる商品のほかにも取り寄せ可能なので、気軽にお問い合わせくださいね」と青池さん

 

こちらの大きな強みは、青池さんの目利き力に加え、創業時から培ってきた蔵元やインポーターとのコネクションと、長年かけて築いてきた信頼関係による仕入れ力。その広い人脈を駆使し、小さな蔵元が醸す銘酒や、入手困難銘柄も仕入れ可能だったりするのです。大手スーパーやチェーン展開する酒販店では流通にのらない希少酒も、こちらでお願いすれば手に入ることも。

 

△業界内外に幅広い人脈を持つ青池さん。店内には有名プロレスラーや力士のサインが飾られています

 

注文を受けて取り寄せるのが基本のスタイルなので、常時店頭に置いているのは、青池さんが「この味と価格であればお客様に満足してもらえる」と確信した少数精鋭の高コスパ銘柄が中心。その一部、ご紹介しましょう。

 

 

高コスパ&レアなお酒が勢ぞろい

 

まずは日本酒「初孫」。山形の雄大な自然のなかで、庄内砂丘の地下水を用いて醸された生酛づくりの純米酒です。新潟を代表する実力蔵が醸す「越の寒中梅」は、純米由来のふくよかさと華やかな吟醸香を併せ持つ純米吟醸。

 

△「生酛純米酒 初孫」1,200円、「生酛純米本辛口 庵新 初孫」1,350円、「純米吟醸 越の寒中梅」1,480円

 

そして、ココでしか手に入らないロングセラー「のらくろの酒」。のらくろの作者、田河水泡氏のルーツである長野県佐久市の橘倉酒造が手掛ける本醸造酒で、実際に同氏が愛飲していたものだそう。それをオリジナルのラベルとボトルで商品化・発売したのが青池さんなのです。現在も全国ののらくろファンから注文が絶えない人気商品。1本530円というお手頃価格でプチギフトとしても使えそうです。

 

△江戸時代から続く歴史ある蔵元「橘倉酒造」が長年作り続けている本醸造酒。すっきりとした辛口で食中酒にぴったり

 

続いて千葉の特産品であるナシ100%の「梨スパークリングワイン」(1,380円)と「レモンワイン」(1,000円)。いずれも産地で醸したローカルメイドのワインで、もともとの生産量が少ないため、都内で流通することはまれだそう。梨スパークリングワインは残り10本の在庫のみ。早い者勝ちです!

 

△軽やかな甘口の梨スパークリングも、さわやかな酸味のレモンワインもこれからの季節にぴったり

 

そして筆者がついつい前のめりになってしまったのが個人的に好きなニュージーランドの「INVIVO」のワイン。INVIVOは近年注目を浴びている新進気鋭の生産者で、カジュアルラインである「MANA」もきちんと丁寧に作られています。INVIVOを置くとは、さすが!

 

△ソーヴィニヨンブランの聖地・マールボロで醸される「MANA by INVIVO」2,000円

 

そのほかのワインも安くておいしい高コスパ銘柄。チリのソーヴィニヨンブランやカベルネ、スペインのブレンドなど、1,000円以内のものも多く、高価なものでも3,000円のシャブリまで。

 

△ボルドーのグレートヴィンテージ、2018年は2,000円

 

間違いのない1本を手に入れたい、大手では売っていない限定生産品を手に入れたい。そんなときには頼れる酒のプロフェショナル、青池さんのもとへぜひ。

 

※記事の内容は2022年5月時点での情報です。最新の情報は店舗に直接お問い合わせください

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