普段着で気軽に楽しめる団地の中のフレンチレストラン
公開日:2019年4月1日
南砂2丁目団地の中のおしゃれなカジュアルフレンチレストラン
東陽町駅から徒歩5分、永代通り沿いある南砂2丁目団地の中の商店街に、わざわざでも足を運びたい、魅力いっぱいなお店がいくつもあるのをご存じでしょうか?
2018年5月にオープン、昼はカフェ、夜はビストロとしてグルメのお腹も心も満たす、Nickel wine&delica もそのひとつ。
店内はカジュアルながら上品な雰囲気。
カウンター席があるので、ひとりでも気軽に通えそう・・・
「食べるのが大好き」という、オーナーシェフでソムリエでもある大岩達人さん。
北海道から沖縄まで、4か月かけて様々な食材の生産者をたずねる旅をしたことがあるという大岩シェフ。
「生産者がまじめに取り組んでいる様子を見て、日本の食材のありがたさを再認識しました」というシェフが作るのは・・
お箸で食べるフランス料理
この店ではフォークやナイフは使いません。用意はあるそうですが、デフォルトはお箸。フランス料理の敷居が高いイメージを払拭しようという、大岩シェフの心意気を感じます。
ディナーでアラカルトを楽しみたいところですが、まずはランチから。
人気のどんぶりセットの他、日替わりランチは肉と魚の2種類で、どちらもサラダ・スープ付き。ご飯かパンを選べます。お値段は使う食材によって変わるそうです。
この日の日替わりランチは、A4クラスの肉を使った和牛ミートローフ バーベキューソース(1,200円)。温野菜と生野菜が添えられていて、見た目にもきれい・・
こちらは、ホウボウの白ワイン蒸し ケッパーバターソース(1,500円)。冷凍ものではない高級魚をリーズナブルに楽しめるのも、ニケルさんならでは。
大岩シェフが特別に用意してくれたのが、試行錯誤中という試作品。黒毛和牛のひき肉を使ったミートローフ ポーチドエッグ付き。
ポーチドエッグを割ると、いい色をした半熟たまごがとろ~り。
完成度高いです! 多分、近々メニューに登場するのでは・・
食材にこだわる大岩シェフが使う卵は、神奈川県産平飼いの有精卵「さがみっこ」。
この卵、料理だけでなく、シェフが作るデザートにも使います。
▼自然卵のプリン(300円)
「ここで自分が作っていますが、”このプリン、どこから仕入れているの?”って聞かれることもあるんですよ(笑)」とシェフ。料理はもちろん、スイーツも全て自家製で保存料などは使いません。
▼アールグレイ風味のクレームブリュレ(500円)
これを食べるためだけに訪れてもいいと思うくらい、濃厚でなめらか、アールグレイの風味を感じる上品なデザートです。
ロースターで焙煎してもらっているというオリジナルブレンドコーヒーと一緒にいただきました。
ちなみに、お客様からおいしいと評判のパンも、毎日店内で焼いているそうです。
好きな味が見つかる“ワイン・テイスティング・バー”
2時間1,760円、3時間1,945円、無制限2,315円、ソムリエでもあるシェフがセレクトしたワインが飲み放題の、ワイン・テイスティング・バー、めちゃめちゃ気になります!!開催時間は、17時から21時30分まで。ワイン好きな方におすすめです。
メニューを見ると、この団地にある江東区初のブルワリー、 横十間川酒造 ガハハビール で作るクラフトビールを発見!ガハハビール・Danchiエール(南砂団地)とあります。
同じ商店街で店を構えるおふたり、仲良しなんですね~(笑)
▲ことみせの取材があると聞き、冷やかしに来たという、ガハハビール店主でブルワーの馬場哲生さんと、大岩シェフ
食材の品質にこだわるシェフが作る、フレンチテイストのお料理やスイーツ。一度店に入ればわかる居心地の良さと一緒に、楽しんでみてはいかがでしょう。
※本文中の情報は2019年4月時点のものです。