亀戸にナポリの下町、現る!
公開日:2016年11月16日
早くも実力店としてその名を馳せてます、
亀戸に今年4月にお目見えした
ピッツェリア・エ・ブラチェリア「リンシエメ」
日本におけるナポリピッツァの先駆者的存在「ナプレ」の総括ピッツィオーロ(ピザ職人)として腕を鳴らした松丸俊輔さんが満を持してオープン。
古巣のクオリティに松丸さんらしさ全開の魅力がプラスされ、亀戸に新たなイタリアンの風を吹かせていますよ~。
「気軽に立ち寄って食べて飲んでもらえて、ピッツァを焼く合間にはお客さんとおしゃべりして。そんなお客さんとの距離が近いお店にしたいんですよね。本来ナポリのピッツェリアってそういう雰囲気なんですよ」。
左からシェフの内田啓介さん、松丸さん、ソムリエの星共幸さん。
そんなナポリの下町風情と亀戸が共通する部分があったことも、
この場所を選んだ理由のひとつなのだとか。
そしてうれしいことに、名店の味・クオリティはそのままに亀戸価格!
土日もOKのピッツァランチセット1、080円なり。
ピッツェッタ(ミニピッツァ)にサラダ・ドルチェ・ドリンク付の
平日限定ランチも1,080円!
そのランチセットでもチョイス可の「名刺代わりです」というマルゲリータを焼いてるところをパチリ。
薪釜はイタリアの名職人エルネスト氏を招いて作ってもらったオーダーメイドです。
モッツァレラはじめ、ほとんどの材料はイタリア産。
粉もナポリピッツア専用のカプート社のサッコロッソを使用。
その粉と水、酵母、塩のみで作る生地は、36時間熟成させてうまみを引き出し・・・、
本場同様、楢薪を使用し、470℃の高温で1分。
気温や湿度に合わせて粉の分量も変え、火入れ加減も調節し、一枚一枚ベストな状態に焼き上げる、見事なプロの技!
ふちはぷっくり、程よい焦げ目が絶妙。
「生地作りも火入れも、作り手自身がダイレクトに出るものなんですよね」とシェフ。
そう伺っていただくとさらに芳しく、味わい深く。
具材もさることながら、生地のおいしさ、ちょっとほかではないですよ!
ピッツァ以外も秀逸です
Braceria(炭火焼)と店名に冠してある通り、炭火焼も自慢。
「河内鴨骨付きもも肉」などこだわり食材を炭火焼で楽しめるほか、内田シェフが毎日市場に足を運んで目利きした旬の魚介を、リストランテで磨いた腕で、繊細かつ洗練の味に仕上げています。
そして忘れてならないのがワイン。
イタリア産が充実してるのはもちろんなのですが、
日本産もいいものを揃えてます。
ワイナリーまで足を運び「おいしいと思ったものだけを置いてます」とのこと。
好みを伝えればソムリエの星さんがこれぞという一本をおすすめしてくれますよ☆
ナポリの下町風情も楽しんで
ナポリで修行した店をイメージしたという店内には、
イタリアから取り寄せたエスプレッソメーカーが鎮座。
壁にはナポリ時代やワインの名醸地ピエモンテ州を訪れたときの写真が飾られ、
本場感漂ってます。
技術も素材も一流でありながらカジュアルでお手頃。
イタリア人の常連さんも絶賛の味、ぜひお試しあれ!