元お肉屋さんが提供する、肉感満点のハンバーガー
公開日:2024年6月14日
※取材時点の料金から変更している可能性があります。最新の情報はお店にお問い合わせください。
今回尋ねたのは、亀戸駅東口から徒歩3分、Golden Gate Burger(ゴールデンゲートバーガー)。2022年10月にオープンした、肉の旨みにこだわり抜いたハンバーガーがいただけるお店です。今回はオーナーの濵野大和さんに、お店の特徴や人気の秘訣をうかがいました。
徹底した、肉へのこだわり
なんと言っても特徴的なのが、このパティ。驚きの大きさです。
オーナーの濵野さんは元々、食肉卸業で働いていたため、お肉の目利きはお手のもの。国産から外国産まで、数十種類のお肉を比較したうえで、お眼鏡にかなった国産牛100%のパティを厳選しています。
お肉は一度冷凍すると、風味が損なわれてしまいます。だからこそ、朝挽きにこだわり、香り豊かなパティを提供しているとのこと。そして、さらにそこに和牛の脂をプラスしているから、ほんのり甘みが出るうえ、肉汁がたっぷり。
期間限定「賞味期限3分の至極のチーズバーガー」
3ヶ月に1回メニューを更新しており、期間限定のハンバーガーを楽しめるのも魅力。
今回ご提供いただいたのは「賞味期限3分の至極のチーズバーガー」。
イタリアチーズの王様と呼ばれるパルミジャーノレジャーノの粉チーズをあえてソースにすることで、今までにない食感が楽しめます。パルミジャーノレジャーノをソースにするのは難しいそうで、加熱しても冷えるとあっという間に固くなるうえ、分離してしまうそうです。試行錯誤を繰り返す中で、たまたま生クリームを入れてみたら成功し、現行のソースが完成。ぎゅっと、チーズの旨みが凝縮されたソースに仕上がりました。ソースのとろ~り感を味わえるのが一瞬ということで「賞味期限3分」と命名したそうです。
分離した脂を丁寧に取り除くことで、旨みが濃縮されていきます。
パティもバンズも丁寧に焼き上げていきます。
「美味しいハンバーガーを提供するために、一つひとつ丁寧に作っています。かぶりつく幸せを感じていただきたいですね。」と濵野さん。
実に丁寧に、ハンバーガーを作り上げていきます。
実際に食べてみると、パティ、バンズ、チーズが完璧に調和し、お互いがお互いを引き立てあう絶妙な仕上がり。
じっくり焼かれたバンズの、サクサクの食感がたまりません。実は、このバンズにも美味しさの秘密が。国産牛の肉の甘みを消さないよう味の主張は控えめでありながら、食感の良いバンズを特注しているそうです。
さらに、ソースの上に散りばめられた国産の黒豚を使ったベーコンも、ハンバーガーの香ばしさを増しています。
ハンバーガーにぴったりの、西海岸の雰囲気の店内
店内は、カリフォルニアを彷彿とさせる、アメリカンな雰囲気。「24歳の頃に渡米し、バックパッカーで各地を回りました。その時に、街もハンバーガーも気に入ったのが西海岸だったんです。」と濵野さん。西海岸のゴールデンゲートブリッジが、お店の名前の由来だそうです。
今後、ますますアメリカンな内装に変えていく予定とのこと、楽しみです。
豊富なメニューで、どんな方でも楽しめる
一番人気はベーコンアボカドチーズバーガー。そのほかに、ベーコンとソテーオニオンをメープルで甘辛く味付けしたベーコンジャムを使った「ベーコンジャムバーガー」やバンズをクロワッサンで代替した「アントワネットバーガー」など、商品レパートリーが豊富で毎日通っても飽きがきません。
さらに、ハンバーガーと一緒に楽しめるドリンクも種類が豊富です。
おすすめなのは、自家製のクラフトコーラやレモネード。クラフトコーラは独自のレシピで10種類のスパイスをブレンドした、こだわりの一品です。また、亀戸のご当地ビールであることみせ登録店の亀戸ビアさんのビールが楽しめるのも人気の秘訣。
パティは赤みが多く、カロリーも低くさっぱりしているので、老若男女問わず美味しくいただけます。実際に、50~60代のお客様も多く、中には90代の常連さんもいるそうです。
今後はハンバーガーのイベントにも出店し、ますます新しいハンバーガー開発に力を入れていくそう。ぜひ一度、肉の旨みを味わいに行ってみて。
※2024年5月取材時の情報です。料金や営業時間などが変更になる場合がございます。詳細は必ず店舗にてご確認ください。