元パティシエの異色転身!「おでん 中むら」で味わう和の世界
公開日:2024年11月29日
※取材時点の営業時間、料金から変更している可能性があります。最新の情報はお店にお問い合わせください。
おでん×スイーツという異色の組み合わせが生む、唯一無二の食体験。「おでん 中むら」では、素材の旨みを生かしたおでんや一品料理と、ホテル仕込みの本格デザートが味わえます。地元に愛される心温まる空間で、ほっとするひとときを過ごしてみませんか?
新しい事を始めよう!おでんで勝負!!!
元パティシエの店主が手掛ける「おでん 中むら」。30年間ホテルでケーキ作り一筋だった店主が、50歳を機に「新しい何かを始めよう」と決意。コロナ禍の中、「おでんなら勝負できる」という思いで、和食の世界へ転身したそうです。
▲カウンターだけでなく、テーブル席もあるのでグループで楽しむこともできます。
▲升で敷き詰められた素敵なテーブルがある小上がりスペースも
素材と出汁が織りなすおでんの哲学
「おでん 中むら」の出汁は、鰹節と昆布を主役にした奥深い味わいが特徴。余計なものは一切入れず、素材本来の風味を引き出すスタイルです。また、お酒は日本酒好きの友人たちと選び抜いた銘柄が揃い、おでんとの相性も抜群。店主自らが利き酒を重ね厳選した辛口の日本酒をだし割りで提供するのもこの店ならではの魅力です。
▲やっぱり王道の大根。御出汁が染み染みです
▲手作りのつくねはふわっふわの味わい
▲とろろ昆布とトマトと御出汁とのちょうどいい絡みが絶品!
▲たまごのおでんは定番ですが、だし巻き卵のおでんは珍しい!
▲一品料理もあります。絶品のモツ煮込みはお母さまのレシピから。別名 とっこさんのモツ煮込み。美味しいお汁も残さずいただけるようにミニトースト付きです
▲クリームチーズおかか醤油。お酒がグビグビ進みます
▲選び抜かれたカップ酒の数々。どれにしようか迷ってしまいます
▲今回は鳥取の純米酒をチョイス
▲もちろん、だし割りでもいただきます。少し七味唐辛子を入れるのがおススメとのこと
ホテル仕込みのスイーツで締めくくる贅沢
「おでん屋にスイーツ?」と思うなかれ。ここには、ホテルパティシエ時代の経験を活かしたスイーツがあるのです。ヌガーグラッセやチェリージュビリーといった本格派デザートは、食事の最後を華やかに彩ります。この絶妙な組み合わせが、一般的なおでん屋さんとは違うポイント!特に女性には嬉しいデザートメニューですよね。
▲締めのスイーツにヌガーグラッセはいかがですか。もちろん手作りです
▲本格的なデザートメニューに、おでん屋さんにいることを忘れてしまいそうです
「おでんコース料理」への夢
お客様は、塩浜やその周辺の方々が中心で、常連客も多く、年齢層は40~50代がメイン。一人でふらりと訪れる男性や、ファミリー層が肩を寄せ合い、おでんと日本酒を楽しんでいるそうです。「地域の方々の憩いの場でありたいですし、地元の食材やおでんの種も増やしていきたいです。」と、地域に根付く温かいお店づくりが感じられます。
今後の展開としては、地元の食材を活かした「おでんのコース料理」を目指しているとのこと。既に地元の練り物屋さんからの仕入れを模索しており、「地産地消」の取り組みがスタートしつつあります。心もお腹も満たされる、特別なひと時をぜひ味わってみてはいかがでしょうか。
※2024年11月取材時の情報です。料金や営業時間などが変更になる場合がございます。詳細は必ず店舗にてご確認ください。
※記事中の金額は全て税込みの価格です。