幾重にも重なる旨味を味わう名店
公開日:2026年3月23日
※取材時点の料金、営業時間など変更している可能性があります。最新の情報はお店にお問い合わせください。
◆その一杯は、“締め”ではない
亀戸駅東口から徒歩10分。ここが目指すのは、酒の後の“締め”ではなく、一杯でしっかり満足できる“食事としてのラーメン”。落ち着いた空間で、店主の丁寧な手仕事が生む深い美味しさをじっくりと堪能できます。

◆確かな支持を集める一杯
オープン以来、ラーメン専門誌のランキングで、塩・醤油ともに上位に選ばれ、各メディアや口コミでも高い評価を獲得。店主のこだわりは、すでに多くのファンにしっかりと支持されています。
◆「らぁ麺花筏」、その名に流れるもの
店名の「らぁ麺花筏」は、散った桜の花びらが水面に連なって流れる様子を表す言葉「花筏(ハナイカダ)」に由来します。思わず意味を調べたくなるような、美しい響きを持つ日本語です。その名の通り、「らぁ麺花筏」の一杯からは、重なり合いながら調和する味わいを堪能することができます。

◆素材が重なり、調和するスープ
「らぁ麺花筏」のスープは、奥行きのある味わいが特徴です。店主が追い求めているのは、最初の一口のインパクトではなく、食べ進めるほどに深まる余韻です。旨味は幾重にも重なる層によって形づくられ、ゆっくりと味わい深く、静かに広がっていきます。


▲特製らぁ麺 塩(一番人気!)
トッピングは、吊るし焼きチャーシュー、煮豚チャーシュー、ネギ、メンマ、味玉、海老入り肉ワンタン2個。和を感じる陶器のような器で提供されます。味変できる貝ペースト付き
◆幾重にも重なる旨味が生む、澄んだ奥行き
動物系の鶏・豚・牛の出汁に、煮干しや鰹節、昆布、さらに貝の旨味を重ねたスープ。それぞれの素材が調和することで、複雑でありながら澄んだ奥行きを生み出しています。塩は世界各地から厳選した8種をブレンドし、醤油は9種を使い分けるなど、調味料に至るまで緻密に設計されています。


▲らぁ麺 醤油
◆思わず持ち帰りたくなる、名物チャーシュー
もう一つのおすすめが、一晩、特製のタレに漬け込んだ肉を6時間から7時間ほど低温調理した後に、専用の釜で約90分かけて炭火で焼き上げる「吊るし焼きチャーシュー」。芳醇な燻製の香りがする表面と、低温調理のしっとり柔らかな食感が魅力です。その味わいが多くのお客様から人気を集め、土産用チャーシューを購入していく方も多く見られます。

▲吊るし焼きチャーシュー

▲煮豚チャーシュー
◆地元の人々に愛される、落ち着いたお店
客層は30〜40代を中心に幅広く、さまざまな年代の方がご来店されています。ラーメンファンや地元の方々に親しまれています。混雑時にも自然と席を譲り合うなど、お客様同士の心配りが感じられるのもこの店の特徴。お店とお客様との信頼関係が、穏やかな空気を育んでいます。

◆昼だけの特別な一杯
現在、「らぁ麺花筏」は仕込みに全力を注ぐため、営業は昼のみ。複雑に旨味が重なるスープや手間を惜しまないチャーシューを最良の状態で届けるため、夜の時間は丁寧な仕込みに充てられています。限られた時間だからこそ味わえる特別なラーメンをお昼の時間に体験してみてください。

◆この場所で、丁寧に続けていく
今後の展開について、店主は「まずは地元の方に長く愛されるお店であり続けること」を第一に掲げています。急いで拡大を求めるのではなく、この場所で丁寧に作る一杯のラーメンを大切にしていると語っています。その誠実な姿勢が、多くの方に支持される理由なのだと思います。

▲店主の田中さん
※2026年2月取材時の情報です。料金や営業時間などが変更になる場合がございます。詳細は必ず店舗にてご確認ください。
※記事中の金額は全て税込みの価格です。