歌と手料理で人が集まる「チァキチァキDREAMIN’」
公開日:2026年10月16日
※取材時点の営業時間、料金から変更している可能性があります。最新の情報はお店にお問い合わせください。
好きな歌を口ずさんだり、おいしい料理をつまんだり。気づけば、隣の人とも一緒に盛り上がっている。そんな時間を過ごせるのが、大島にある「チァキチァキDREAMIN’(ドリーミン)」です。
2026年7月にオープンした、手づくり料理とお酒、カラオケを楽しめるお店。店主の千秋さんに、お店のことを聞きました。
■店名には、千秋さんの「夢」も入っています
「チァキチァキDREAMIN’」という印象的な店名には、千秋さんの名前と下町らしい「ちゃきちゃき」を掛け合わせて「ゃ」を「ぁ」に変えた遊び心と、好きな音楽への思いが込められています。
江東区の砂町で育った千秋さんにとって、下町はなじみのある場所。音楽が好きなことも、店名を考えるうえで大切な要素だったそうです。
「この年齢になって初めて、こういう仕事を始めたので。ずっと夢を見続けて、楽しくやっていきたいんです」
以前は飲食店とは異なる仕事をしていた千秋さん。それでも、昔懐かしい音楽が流れるお店に惹かれ、自分でも音楽と食事を楽しめる場所を作りたいと考えていました。
その思いが、今のお店につながっています。
■以前のお店の面影も残る、懐かしい空間
店内に入ると、どこか懐かしさを感じる雰囲気が広がります。実はこの場所、以前も音楽を楽しめるバーとして営業していたところ。
千秋さんは、新しくお店を始める際、以前の看板をすべて取り外すのではなく、その上から新しい看板を重ねる形にしました。
「ずっとここでやっていらした方へのリスペクトの気持ちもあり、剥がしたら前のお店の看板が出てくるようにしているんです」
新しいお店を始めても、この場所で長く営業してきたお店の歴史は大切にしたい。そんな千秋さんの気持ちが伝わってきます。
外から見ただけでは何のお店なのか分からず、入ってみて驚く人もいるのだとか。
飲食店でありながら、カラオケも楽しめるのが特徴。
まずは気軽に扉を開けてみてください。



△以前のお店の面影も残る店内。昔からの雰囲気を大切にしながら、新たな場所として息づいています
■20代から80代まで。歌がつなぐ世代の輪
千秋さんが目指すのは、子どもからお年寄りまで、幅広い年代の人が一緒に楽しめる場所です。
お客様の層は20代から80代まで。昭和の懐かしい歌が流れることもあれば、若い人が最近の曲を歌うこともあります。歌うジャンルに決まりはありません。
「若い人が新しい歌を歌って、年配の方がそれを聴いて拍手したり。そういう光景もあるんですよ」
知っている歌が違っても、誰かが歌い始めれば手拍子が起きます。歌をきっかけに一緒に盛り上がったり、お客様同士が自然と話し始めることもあるそうです。
お客様のなかには、オープンから帰る時間までゆっくり過ごしていく人もいるそうです。
「みんながここに来て、幸せだな、居心地がいいなと思ってくれたらいいですね」
お酒が飲めない人も、食事だけの利用もOK。誰かと一緒でも、一人でも、それぞれの楽しみ方ができる場所を目指しています。

△世代を超えて一緒に楽しめるカラオケ。懐かしい歌も新しい歌も、みんなで盛り上がります

△笑顔が素敵な千秋さん。初めて訪れる人も、一人でふらりと立ち寄って楽しめそうです
■手づくり「シウマイ」に、可愛すぎる「タコさんウインナー」
音楽とともに楽しみたいのが、千秋さんが手づくりする料理です。
まず、おすすめの「シウマイ」。食感の違う2種類のひき肉を合わせ、国産タケノコを加えて歯ごたえを出しています。カウンターで出来上がるのを見られるのも楽しみの一つ。
定番の人気メニューは「下町ナポリタン」。レトロな店内の雰囲気にもよく似合います。
そして、思わず笑顔になってしまうのが、「タコさんウインナー」。よく見ると一つひとつに顔がついているんです。ずらりと並んだ姿は、なんとも愛らしい!食べる前から楽しい気分にさせてくれる、遊び心のある一品です。
ほかにも、エビとチーズを春巻きの皮で包んで揚げた料理など、お酒のおつまみにぴったりなメニューがそろいます。
その日のおすすめは、千秋さんが試行錯誤しながら考えています。お客様の反応がよいものは、定番メニューに加えていくことも考えています。



△タケノコの食感がアクセントになった、手づくり「シウマイ」


△一つひとつに顔がついた「タコさんウインナー」。思わず写真に撮りたくなるかわいらしさです

△どこか懐かしさを感じる「下町ナポリタン」。歌やおしゃべりを楽しみながら味わいたい一皿です

△胃にも優しい酸っぱさ抑えめ「ささ身 梅しそ和え」

△裏メニューの「チャーシュー」は肉厚でジューシー


△どのメニューもお酒と相性抜群です
■いつかはランチ営業と、子ども食堂も
千秋さんにはこれから実現したいこともあります。
ひとつはランチ営業。当初は昼の営業も考えていましたが、人手の面から、まずは夜だけで始めました。ランチが始められたら、子ども食堂にも取り組みたいそうです。
子どもからお年寄りまで、いろいろな人が集まれる場所にしたい。その思いは、お店を始めたときから変わりません。
近隣のお店の人たちとの交流も少しずつ広がっているそう。下町ならではの、人と人との距離の近さも、この地域の魅力だと感じています。
歌や手料理を楽しむ夜。そして、人が集まる温かな空間。
千秋さんの夢は、これからも少しずつ形になっていきそうです。

△世代を超えて、誰もが集まれる場所「チァキチァキDREAMIN’」。歌と食事と千秋さんの笑顔に癒されに、皆さんも気軽に訪れてみてください
■取材後記
千秋さんが目指しているのは、歌や食事を楽しむだけでなく、年齢に関係なく、誰もが気兼ねなく過ごせる場所。幅広い世代のお客様が集まるというお話からも、その思いが伝わってきます。
懐かしい歌に思わず口ずさんだり、おいしい料理を囲んで話が弾んだり。初めて訪れても、気づけば長居してしまいそうな「チァキチァキDREAMIN’」。千秋さんが思い描く、誰もが楽しく過ごせる場所に、これからどんな笑顔が集まるのでしょうか。

△取材の最後に記念撮影
※2026年10月取材時の情報です。料金や営業時間などが変更になる場合がございます。詳細は必ず店舗にてご確認ください。
※記事中の金額は全て税込みの価格です。