最新機器に早朝診療…痒いところに手が届くアットホームな動物病院
公開日:2019年11月1日
我が子同様にいとおしいペット。
かかる病院選びは飼い主さんにとって一大関心事ですよね。
そんな飼い主さんにぜひ紹介したいのが、今回お伺いしている
木場きたむら動物病院
木場公園から徒歩5分ほどの葛西橋通りにある、間もなく開業一周年を迎える新しい病院なのですが、とにかく評判上々なんです。
院長の北村亮先生は幼少の頃から大の動物好き。東京農工大学の獣医学科にすすみ、かねてからの目標であった獣医師に。神奈川の高度医療施設にて勤務後、自分が理想とする治療を行いたいと1年前に独立・開業しました。
常に「自分の子だったら」と考えて診療にあたっているという院長、こだわっているのが「可能な限り飼い主さんの目の前で治療にあたり、治療への十分な理解と安心感を深めていただきたい」ということ。
△実際の診療風景を撮らせていただきました。これなら飼い主さんも安心ですよね
充実の医療機器と幅広い診療科目&動物種
続いて、同院ならではの大きな特徴を紹介しましょう。
① 充実した医療機器
院内には、人間に使用する医療機器がズラリと並びます。治療室には「エコー」を完備。
手術室には、動物病院では珍しい「ソニックビート」「サンダービート」と言われるオリンパス製の最新機器も。
避妊や去勢手術…様々な手術の時間がぐんと短くなるので、麻酔時間も少なくて済み、ペットへの負担も軽減されるのだそう。
△最新機材を備えた手術室では、避妊・去勢などの手術を毎日行っています
誤って何かを飲みこんでしまった子には、異物をキャッチするための先端を装備した、高精度の「内視鏡」を使用。
チョコボールを異物に見立て、わかりやすく説明していただきました。内視鏡の先にネット上の先端を装備。院長が手元で操作します。
内視鏡を通して画面で見るとこんな感じ。
これによりお腹を開く必要がなく、ペットにとっては身体への負担とリスク、ストレスがぐんと軽減。飼い主さんは、不安やストレスから解放されますよね。
そのほか、がんの摘出手術や歯科治療など、様々な外科手術を行っています。
② 幅広い診療科目と診療動物種
一般診療のほか、予防診療(予防接種・ノミダニ予防・フィラリア予防)、去勢手術・避妊手術、歯科(歯周病など)、腫瘍科(がん治療)、消化器科(内視鏡完備)、循環器科(超音波検査機器、心電図計完備)、皮膚科もカバー。
そして、ウサギやハムスター、ハリネズミ、カメなどのエキゾチックアニマルの診療も行っています。ウサギやハムスターの手術をしてくれる院は少ないので、飼い主さんにとって貴重な存在となっています。
ちなみに、院でもハリネズミのぐりお、アオジタトカゲを飼っていて、子どもたちの人気者なんだそうですよ。
△ハリネズミの「ぐりお」
△こちらはアオシタトカゲ。名前はないそうです
③ 早朝から20時まで! 嬉しい診療時間
忙しい飼い主さんにとって嬉しい朝7時~9時の早朝診療。出勤前に連れてくることができるのは、大きな魅力です。仕事帰りまで預かってくれるサービスも提供しており、ペットが体調を崩したために仕事休まなきゃ、なんてこともありません。
飼い主さんとペットに寄り添った治療
画一的な治療ではなく、飼い主さんとしっかりコミュニケーションを図り、ペットの状態はもちろん、飼い主さんの事情やライフスタイルなども鑑みて、その子ごとに最適な治療を提案してくれる同院。
待合スペースにも院長の細やかなホスピタリティがそこかしこに息づいています。
例えば…。
ワンちゃんと猫ちゃんは、待合席も入院部屋も別。
△ワンちゃんの入院部屋。常に清潔に保たれています
そしてお水や飼い主さん用の飲物なども用意され、快適に過ごすことができます。
強力な脱臭機器を備え、気になる匂いもナシ!
休診時間中は、この待合スペースで、入院してる子のリハビリを行うことも。
この子は先天的に後ろ脚のヒザに障害があり2週間前に手術をしたパピヨン。動物の専門学校で理学療法を学んだ看護師の久司航平さんがリハビリを担当しています。
まずはマッサージ、続いて斜面で後ろ脚を踏ん張らせたり、久司さんのひざ下をくぐらせたり、歩かせたり。このリハビリの目的は、筋力アップ。普通に歩けるようにすることだそうです。ちなみに家でもリハビリできるよう、飼い主に指導もしてくれるそうですよ。
「可愛い我が子を安心して任せられる、いい病院ないかな」。
そんな飼い主の方におすすめの同院、まずは院長のブログを覗いてみてくださいね。