地の利を生かした魚介料理が人気。街角のフレンチ・ビストロ@大島
公開日:2020年7月16日
今回ご紹介するのは、大島駅から歩いて2分、大島バス停が目の前という立地で22周年を迎えた、地域の人に愛される24席のフレンチ・ビストロです。
ビストロ ヴェリテ(Bistro Vérité)
迎えてくださったのはオーナーシェフの田村真一さん。
「フレンチといえば肉料理が定番ですが、うちでは魚介類が人気です。
お客様のリクエストに応えるうちに、ディナーでは魚料理だけで毎日6〜7種類を用意するようになりました。
市場が近いので、その日に活け締めにした魚や貝を仕入れるからでしょう」と話します。
まずは、このお店の代名詞と評判の「あさりのガーリックパスタ」1,000円を作っていただきました。
ハマグリのような大粒のアサリは北海道厚岸産。季節によって、身がふっくらとして食べごろのものを全国から探すそうです。
ひと口いただくと凝縮された旨味がじゅわ〜。ほどよいガーリックが食欲をそそります。
こちらは、日替わりランチ・パスタ(サラダ・パン・他1品セットで1,000円!)でも味わえます。その日のメニューにないと、常連さんからブーイングが出ることも。
さらにグランド・メニューから、この日の魚料理「真鯛のソテー クリームケッパーソース」1,480円を。
真鯛のソテーはプリプリした白身に、真鯛のアラでとったスープとクリーム、そしてレモンで風味づけされたソースをかけていただく王道フレンチの逸品。
ケッパーがアクセントになり、淡白な白身魚の味わいが引き立つものでした。
田村さんは、フレンチシェフとして長年経験を積まれた方。気軽に“本物”を下町価格で楽しめる店を持ちたくて、ヴェリテをオープンさせたそうです。
奥様と2人で切り盛りするビストロのお客様は、8割が近隣に住む常連さん。「週末になると一家でお越しになる方も多いので、ぜひご予約を」とのことでした。
今回のコロナ禍で、初めてのテイクアウトにも挑戦中です。
ランチのメインメニューをお肉BOX、お魚BOX各1,000円として提供。
「作れるものは全て手作りで」を旨とする田村さんは、この日の「ローストポークやタレはもちろん自家製です」と笑顔で答えてくださいました。
※上記の商品価格はすべて税別。なお、本文中の情報は2020年6月現在のものです。