2時間2,500円! 貸し切りクルーズで江東区を水上散歩
公開日:2022年6月20日
貸し切りクルーズって敷居もお値段もちょっぴり高いイメージがありませんか? 今回ご紹介するのは、そんなイメージを覆してくれる、2時間2,500円/1名様(2名様より利用可能)で江東区の水上散歩を気軽に楽しめるボートクルーズです。
快賊 River Friend(かいぞく リバーフレンド)
クルージングの出航は区内の乗船場。
こちらがそのボート「快賊 River Friend」。
「完全カスタマイズのクルーズです。まずはご希望の日時とルートをお知らせください。おすすめのルートを巡る『おまかせコース』もありますよ」とキャプテンの向井祥二さん。
50年来の船舶仲間である2人の仲間とともにこのサービスを立ち上げたのは、「水辺の楽しさ・非日常感を多くの人に知ってほしいから」。良心的な価格設定もそんな想いからです。
△キャプテンの向井さん(右)とクルーの2人。3人とも小学時代からヨットやボートに親しんできた船舶のエキスパートです
そんな船舶を愛する3人の安全な操縦とガイドで、江東区の水辺の魅力を体感できる「快賊リバーフレンド」。今回筆者が体験した、江東区の水辺満喫おまかせ2時間クルーズをご紹介しますね。
運河のまち、江東区をボートで巡る
まずは救命胴衣を身につけて、ボートに乗り込みます。
8人乗りのモーターボートは、操縦席のある屋内エリアと、オープンエアのデッキエリアにわかれ、トイレと簡易ベッドも完備。
△ボート内のトイレ(↑)と簡易ベッド(↓)
フード&ドリンクは持ち込みOKなので、コンビニでドリンク類を買い込んで、出航とともにデッキテラスで乾杯!
係留所のある小名木川から隅田川へと向かいます。生活圏である江東区も、水上から眺めると違った景色・表情が楽しめて、ちょっとした旅気分。
萬年橋を超えると見えてくるのが、芭蕉記念館の庭に鎮座する松尾芭蕉の像。午後5時になると体の向きが変わるって、知ってました?
隅田川に出ると一気に視界が開けます!
清洲橋に隅田川大橋…、威風堂々としたたたずまいの橋を次々とくぐり抜け、永代橋を超えたところで豊洲方面へ。
英語記事担当のライター・スティーブン氏も「風が気持ちいい!」とご満悦です。
タワーマンションが立ち並ぶ、豊洲を象徴する風景を満喫。
塩見方面へ進むと見えてくるのが辰巳国際水泳場、続いて夢の島。
新江東清掃工場を過ぎると、視界が大きく開けた先は荒川です。その先には葛西臨海公園の観覧車もちらり。
荒川ではカモメの餌やりも披露してくれたサービス精神旺盛な向井さん。
続いて目指すは江東水上散歩のハイライトのひとつ、「荒川ロックゲート」です。
水位が高い荒川から水位が低い小名木川へ。その水位調整のため、門の間で待つこと約10分。壁面に記載された目盛りを見ると、みるみる水位がさがっているのがわかります。
門が開いたら小名木川へ抜けて、かの有名な「グローバー橋」をくぐり、
もうひとつの有名な水門「扇橋閘門」へ。
一回のクルーズで2つの閘門を通ることができるなんて、なかなかできない体験です。水位の変化、何度見ても面白い!
△屋内席もあるので日焼けが気になる方も安心
こうして江東区とその周辺の水上をめぐること約2時間、大富橋 係留所に到着です。取材で日頃から区内を駆け回っていることみせスタッフたちですが、「いつもと違う風景に出会えた」「江東区にこんな見どころがあったとは」と、スタッフ一同大満足。
江東区の新たな魅力を発見できる快賊リバーフレンドのボートクルーズ。5名まで乗船可能なので、家族や友人同士でぜひ。夕暮れ時に、カップルでのご利用もおすすめです! 気軽に非日常感を味わうことができますよ。
※記事の内容は2022年6月時点での情報です。最新の情報は店舗に直接お問い合わせください