こうとう銭湯〜江東区東砂・不二の湯〜

公開日：2015年9月24日

地域に愛される銭湯は、
女性3人の細やかな気配りで守られて・・・

 

創業は昭和5年

空襲の時も、地域の方の懸命な消火作業で消失をまぬがれたという奇跡的な銭湯です。

 

人気の銭湯絵師によって昨年12月に書き換えられたという背景画は、男湯が富士山、女湯が立山の風景。

 

北陸新幹線の開通を記念して、この絵にしたそうです。

 

 

湯船の青いタイルが美しいです・・・

差し込む柔らかな光が美しく。明るい時間に銭湯、行ってみたいなぁなんて思っちゃいます。

 

泡風呂、でんき風呂、薬湯風呂などが楽しめますよ！

 

 

こちらを守るのは、、

2代目阿藤英明さんの奥さまの光子さん（真ん中）

お嬢さんの芳子さん（左）。お嫁さんの昌代さん（右）という3人の女性。

 

脱衣所もピカピカなのは、やはり女性ならではの細やかさのおかげなんでしょうね。

 

こちらは男湯のお庭（お庭は女湯にもあります）
磨き抜かれた味のある縁側に風情を感じます。

 

夜はライトアップされるそう。

5月にはツツジやサツキが咲き誇り、それがまた美しいそうです。
ぜひ5月にも行ってみたいですね！

 

 

自宅にお風呂があっても毎日のように来る常連さんの1人

「お店の人も上品で穏やかな人ばかりだし、ゆったりできるから来ちゃうんだよね」

 

 

「ここに来ることが健康の秘訣」

と言う、元気なおばあちゃんもいましたよ。

 

 

近くに荒川の堤防があり、ランニングやサイクリングの後ふと立ち寄る人もいるそうです。

実は、お店の真裏に駐車場もあって、ふと思いついた時、車でも来れますよ！

 

地域の皆さんの健康を守る不二の湯さんでした。
（取材時は、9月。お店の前のねむの木の花が可愛らしかったです♪）