いつかは自分も・・・補聴器選びをするならば
公開日:2014年11月12日
メンタルな部分も支えたい
「補聴器はハンデがある人が使うもの。
子どもの頃からの人もいるが、ほとんどが年配者で弱い立場。
難聴であることで孤独感があり、寂しい思いをしている人が多いんです。
そんなメンタルな部分も支えたい」
そう言うのは、平成12年に創業の補聴器専門店『亀戸まごころ補聴器』の岡田さん。
「 全ての方を自分の家族のように思いまごころで接したいと、この店名をつけました」
という言葉の通り、慈愛に満ちた経営者であり、認定補聴器技能者の資格も持っている『聞こえ』のプロです。
毎日使える、補聴器を
「せっかく補聴器を買っても、自分に合わず使わないでしまってある人が多くいます。
高級なものでなくても、その人に合わせて調整すれば使い続けることができるんですよ」
ひとりひとりの「聞こえ」の特徴を知り、パソコンを使って調整するそうです。
こちらのお店では『お試しレンタル』制度があります。(ことみせクーポン利用で1週間1台1000円・延長もあり)
日常生活の中で補聴器を使い、自分の「聞こえ」の状態が良くなるまで何度でも調整をしてくれるそうです。
「補聴器は値段ではなく、どの店で選ぶかが重要。
高価なものを買っても使いこなせない人がいるのはもったいないです。
うちで買ったものは必ず使いこなせるように調整します」と岡田さん。
「他の店で買って、音が大きすぎる、自分に合わない・・などあったら、メーカーにもよりますが調整ができるものもあるのでぜひ、ご相談ください」とのこと。
補聴器をしまい込んでるおじいちゃんやおばあちゃんに教えてあげましょ!
会話をする歓びで、ココロも元気に!
小鳥のさえずり、子どもの声、心地よく感じる人もいれば、うるさく感じる人もいる。
そうした「性格・感性」の違いや、「聞こえ」の特徴を知り、その人に合った補聴器を一緒に選んで、使えるようになるようサポートしてくれるそうです。
「家族から「何度も言ってるのに」と怒られたり、会話がかみあわなくて誤解をされたり・・・
知り合いに会うと話しかけられないように下を向いたり・・・
聞こえにくいということで寂しい思いをしていたけれど、補聴器を使ったことで明るくなった。
バスで隣になった人に自分から話しかけたり、かつての社交的な自分を取り戻せて良かった」
快適に聞こえるようになったお客様から、そんな嬉しい報告もあるそうです。
家族へのアドバイス
「難聴の人が補聴器を使う場合は、周りの配慮や温かな励ましが必要です。
期待と不安がありますから、それを理解して、優しくしてあげてほしい。
値段が高いものなので、補聴器を選びに来る時は本人任せでなくご家族も一緒に来ていただきたいですね」
いつかは親も、自分も年をとり、聞こえにくくなる・・・
そんな時が来たら、優しさある専門家がいるこんな店に相談したいものです。
※写真中の商品の価格は2014年10月時点のものです