富岡八幡宮門前で深川の伝統工芸品に出合う

江東区深川エリアに伝わる伝統工芸品を展示・販売

深川の職人が作る伝統工芸品のギャラリー&ショップ「季華(きか)」が、2019年12月、門前仲町・富岡八幡宮の門前に誕生しました。

 

 

 

現代のライフスタイルにもマッチするおしゃれなデザインや、日常生活が豊かになるような作品がずらり。

 

「深川に伝わる伝統工芸産業の存在と作品を多くの人に知ってもらいたい」

 

との思いでギャラリーを始めたのは、清澄白河在住で、富岡八幡宮の氏子町会の神輿総代でもある小堀修一さん。

 

共に神輿総代として小堀さんと長年の親交がある、東京無地染職人の近藤良治さんの声掛けにより、深川エリアで伝統工芸産業に携わる九つの工房の職人さんの作品の展示・販売が実現しました。

 

 

天然素材の白生地を美しく染め上げる

東京無地染(とうきょうむじぞめ)

 

 

国と東京都指定の伝統工芸士で、区の無形文化財保持者でもある近藤良治さんが染色した呉服やストール、袋物などが並びます。

 

 

細い竹に近藤さんが染色を施し、竹かご職人とのコラボで誕生した美しい作品は、10万円。竹かごに合う無地染の巾着は6,000円です。

 

 

 

銘木の美しさを堪能できる暮らしの中の道具たち

江戸指物(えどさしもの)

 

 

クワ、ケヤキ、キリ、スギなどの天然素材の木目が美しく見えるように、木の接合部の加工だけで板を組み合わせて家具や器を作る指物師。主に茶道で使う指物(茶の湯指物)を手掛ける三代目山田嘉丙さんの作品を展示・販売しています。

 

銘木を合わせた寄木の花入れ・筆立ては14,000円。

 

 

 

天然素材が心地よい空間を作る

江戸簾(えどすだれ)

 

 

古くから生活の中にあった江戸簾。竹・葦・萩・ガマ・ゴギョウ・イヨダケなどの素材を複数の編み方で仕上げる伝統工芸品。洋室にも合うタペストリーやランチョンマットも販売しています。

 

江戸簾職人の豊田勇さん(江東区伝統工芸保存会会長)が、無地染職人の近藤さんとのコラボで完成したカラー簾(50,000円)は海外の人にも人気なんだとか。

 

 

 

繊細で正確なカット技術がガラスをアートにする伝統工芸品

江戸切子(えどきりこ)

 

 

ガラスの表面に金属製の円盤や砥石などを使って様々な模様を切り出す、国と東京都指定の伝統工芸品、江戸切子。季華では小林淑郎さんの作品を展示・販売しています。

使ってよし、飾ってよしの酒盃やグラスは、1万円台から。

 

 

 

書画を長く保存する、水と刷毛による芸術

江戸表具(えどひょうぐ)

 

 

江戸表具は、書画作品の保存・鑑賞のために布や紙などで裏打ちして掛け軸、屏風、額などを仕立てる伝統工芸技術。江東区登録無形文化財保持者・岩崎晃さんによる、暮らしの中になじむ作品を展示・販売しています。

 

ポストカードが四枚飾れる額は20,000円。

 

 

 

社殿や寺院、住宅の柱や欄間の装飾がルーツ

江戸木彫刻(えどもくちょうこく)

 

 

ノミを自在に扱って木を加工し、装飾品を作るのは、東京都伝統工芸士指定・江東区無形文化財保持者指定・東京都マイスターの渡邉美憲さん。

 

ホウズキをかたどった、お香を入れる「香合(こうごう)」は35,000円。

 

 

 

ルーツはかんざしや帯どめ。ひとつひとつ職人が作る金属加工のアクセサリー

貴金属金工(ききんぞくきんこう)

 

 

ことみせ登録店でもある「jewelry sashou」の作品を展示・販売。江東区無形文化財金工に指定された二代目店主のもと、若き三代目・佐生真一さんが金属をていねいに加工して作るアクセサリーや根付けが揃います。

 

先の見通しがよい縁起物といわれるレンコンがモチーフの、シルバーに18金やロジウムメッキを施した値付けは8,000円。

 

 

 

木曽産の天然サワラ材を70以上の工程で原木から桶に仕上げる

江戸結桶(えどゆいおけ)

 

 

インテリア雑貨やテーブルウエアとしての需要が増えている江戸結桶。四代目・川又栄風さんがライフスタイルの変化に合わせて制作した花器やワインクーラーなどを展示・販売しています。

 

 

 

伝統工芸とサンドブラストが生み出す新たなアート

平切子(ひらきりこ)×サンドブラスト

 

 

ガラスの器表面に平らな面を作る伝統的な平切子にサンドブラストの技法を加えた特殊硝子加工技術で、新たな工芸品として注目。ことみせ登録店の「GLASS-LAB」で作っています。11,000円~。

 

 

あまりの美しさに見入ってしまう・・・

 

 

これら深川の伝統工芸品の他、小堀さんがセレクトした和雑貨もありました。

 

レーザーカッターで模様を切り抜いた木製の表紙の御朱印帖(2,500円~)。

 

 

職人が手仕事で作る扇子(4,100円~)。オーダーで名入れも可能だそうです。

 

 

深川をモチーフにした12の絵柄が2枚づつ入った、季華オリジナル・ポチ袋のセット(24枚入り2,500円)。

 

 

「さらに多くの人に深川の伝統工芸品を知っていただくために、今後はイベントや体験会なども開催したい」と、小堀さん。

 

門前仲町の新名所になりそうなギャラリーに、一生ものを見つけに行ってみませんか。

 

 

※本文中の商品の価格は税別で、2020年2月時点のものです。

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