専門店で、女性物の下駄・草履の選び方を聞く!
公開日:2016年8月25日
素敵な和服を買ったのなら
素敵な下駄が欲しくなる・・・。
どんなものが似合うのか、粋な履きこなし方とはどんなものか
亀戸の老舗履物専門店で聞いてみました! 素敵な履物とともにご紹介いたします。
Point)帯か着物の色が鼻緒に入っているのものを選ぶと失敗しづらいそう。鼻緒を裏で留めている前金をあえて外して履くのが江戸っ子流!「前金外して下さい」って相談してみようかしら?
point)右も左も同じ形の下駄は、左右を時々入れ変えて履くと履き癖による減り方の違いが均等になるそう。昔ながらの知恵!
point)下駄のお手入れは、鼻緒は軽くはたけばOK。ほかの箇所はささっと拭くだけ。なんとも機能的な履物なんです。
point)正しい履き方は、親指と人差し指の付け根までしっかり履くのではなく、少し隙間をあけひっかけるように履きます。姿勢もよくなり、体幹も鍛えられるという、いいことずくめ。
point)「「鼻緒の調整」をきちんとして「履き方」を間違えなければ、そうそう痛くはならないですよ」と店主。調整をしてくれるお店で自分に合ったものを選ぼう。
point)若い方が渋めを選び、ご年配の方が華やかなものを選ぶことも多いそう。年代にこだわらず好みの色柄を楽しもう!
point)最近は洋服と合わせて履くオシャレ上級者もいるそう。
一味違う「和の装い」で差をつけてみるのはどうだろう?
point)シコロ織りのシートを張り付けた「シコロ織り風」その分お値段お安めですが、ちゃんと高級感があります。
point)夏の着物に合う涼し気な草履は一生モノ!
高級な浴衣に合わせても。
point)麻の草履は、盛夏の代表的な着物生地。「絽(ろ)」と「紗(しゃ)」などにとても似合う・・・上品です!
まるで「下駄・草履」という形の中で表現する「和のアート」のような履物たちにうっとり
こちらに掲載したものは、売れてしまったらもうないかもしれませんが
大丈夫!品揃えは豊富すぎるほど!きっと気に入るものが見つかります。
「鼻緒がゆるくなったりしたら、いつでも調整するので持って来て下さい」
と、店主さん。
今年履いてそれっきりではなく来年もちゃんと心地良く履けるよう
アフターメンテナンスもしっかりした「いなき屋履物店」さんでした。