美味しい健康食もお酒も楽しめる。どんな方でもお気軽に

公開日：2024年7月8日

※取材時点の営業時間、料金から変更している可能性があります。最新の情報はお店にお問い合わせください。

今回尋ねたのは、北砂2丁目と北砂3丁目バス停から徒歩5分のうーちゃんち。プロのキックボクシング選手である関直樹さんがオーナーを、その奥さまが女将を務める小料理屋です。今回はオーナーと女将に、創業の経緯やお店のこだわりについてお話を伺いました。

大好きなこの町で、女将の美味しい手料理を提供したい

うーちゃんち

キックボクシングの第7代RISEライト級王者であり、初代スックワンキントーンスーパーライト級王者であるオーナーの直樹さんが絶賛するうーちゃんちの料理は、奥さまの女将さんが手間暇かけて作っています。

「管理栄養士やスポーツフードマイスターの資格を持つ女将の料理は美味しく、しかも健康にもダイエットにも役に立ちます。お酒よりも食事を楽しんでほしいから、居酒屋ではなく小料理屋にしました」とオーナー。

うーちゃんち

数年前から「いつか小料理屋をやりたい」と言っていた女将を「俺は大好きなキックボクシングをしているから、女将も好きなことをやりなよ」とオーナーが後押し。幼少期からオーナーが住み続け、親しみのある江東区に2024年3月に店を構えました。

店名はお二人の飼い犬であるワンちゃんの名前から取って「うーちゃんち」にしたそう。「覚えやすく親しみやすいかと思いひらがなでわかりやすい名前にしました」とオーナー。お店の看板やTシャツにも肉球が印刷されています。

じっくり作ったぷりぷりの鶏むね肉や東北の食材がおすすめ

うーちゃんち

おすすめのメニューの1つ目は、「驚くほどしっとりむね肉」。10種類以上のブランド鶏を比較して、一番しっとりとした味わいのむね肉を厳選して使っています。ソースは油淋鶏風、マスタード、食べるラー油の3つから選ぶことができ、それらを全て味わえる3種盛りもあります。

「タンパク質を取るためにアスリートはむね肉をよく食べるのですが、パサパサしてあまり美味しいとはいえないんです。ところが、うちのむね肉は驚くほどしっとりとしていて食べやすい」とオーナーは語ります。ダイエットをしたい方にも人気の一品です。

実際に食べてみると、むね肉とは思えないくらいとってもジューシー。3種類のソースはどれもがむね肉を引き立たせる味わいで、ペロリと食べられます。

うーちゃんち

続いてのおすすめが、蔵王チーズ。プレーンとブルーベリーの2種類を食べ比べさせてもらいました。さっぱりとしつつも濃厚な味わいで、おつまみにも、ちょっとしたデザートにもぴったりです。

この東北限定のメニューは、他にも時期により変わるそうです。東北出身の女将が現地で仕入れてくるため、東京ではなかなか食べられない食材に出会えることも楽しみのひとつですね。浦霞No.12や浦霞原酒などの東北の日本酒も並びます。

うーちゃんち

最後に紹介してもらったのが、亀戸の有名中華蕎麦店監修の油そば。トッピングなどはうーちゃんちオリジナルです。

混ぜて食べてみると、すごくクセになるまろやかで深みのある味。一口食べたら止まりません。小料理屋さんでこんな油そばが食べられるなんて！とびっくりしてしまうクオリティ。この油そば目当てにやってくるお客さんもいるそうですが、食べれば納得です。

ほかにも、時間をかけて下処理をした火を入れていないと思うほどプリッとしたレバーや、こだわりの牛ももを使ってじっくり仕立てたローストビーフ、出汁にこだわった卵焼きや、新鮮なお魚が入ったときにだけお目見えする海鮮丼など、ヘルシーで美味しいメニューが目白押し。本日のミニ丼は、その日の食材とお客さんの食べたいものに合わせて提供してもらえるというから、うれしいですね。

「アスリートも、ダイエットしている人も、なかなか外食で食べられるものがないんです。でも、うちのメニューはそんな方たちにも美味しく食べてもらえます。お酒を飲まず、ご飯だけ食べにくるお客さんもたくさんいますよ」とオーナーはこだわりをみせます。