西大島で、お茶の魅力再発見!
公開日:2018年3月9日
西大島駅から亀戸方向に続く大島らかん通り商店街に、60年以上に渡って愛されているお茶屋さんがあります。
お茶の丸玉園
こちら、二代目の増田伸夫さん。
先代の実家は、静岡で農業やお茶販売に携わっていた家系。よって仲介業者を通さず、その当時からお付き合いのあるお茶工場から直接、高品質な茶葉を吟味して仕入れています。
煎茶は日本有数のお茶どころ、静岡・掛川産。玉露や抹茶は京都・宇治産を入れており、その数30種ほど。
年代物の茶箱がズラリと並ぶ様は圧巻!
店頭にはサンプルもあり、少量から販売しています。
100g 540円の事務所用から3,240円の極上煎茶、10,800円の玉露京誉まで幅広く揃うなかで、一番の売れ筋は1,080円のお家庭用。「コクがあってまろやかで飲みやすいよ」。
同じ煎茶でもグレードによって価格は大きく変わりますが、「一概に、値段が高いからおいしいってわけでもないんだよね。まろやかなうま味が好きな人もいるし、苦みの強いスッキリした味が好きな人もいる。お茶は嗜好品だからその人の好みだよね」。
そのグレードの違いは、最初の一杯ではそんなに感じないけれど、二煎目、三煎目の味わいに出てくるんですって。奥深いです!
「深煎りか浅煎りかも好みの問題だけど、他の食文化と同様にお茶も東西で傾向があって、一般的に関東のほうが深煎り好みかな」。
そしてやはり、お茶のフレッシュな香りと味が楽しめるのは5月から出始める新茶です。その後、次第にコク深い、深煎りにシフトしていくそう。
こんな豆知識を教えてもらえるのも、お茶のスペシャリストが営む個人店ならでは。
ココでしか買えない逸品がズラリ
急須のセレクトにもこだわりあり。
増田さんが目利きする急須は、全て一点ものなんです。
手頃なモノから、数万~数十万円するものも!
投資目的や資産として購入する方もいるのだとか。
コーヒー豆も扱っており、個人のお客様はもちろん、飲食店向けにも販売しています。
店の奥にはレトロなビジュアルもキュートなコーヒーミルが。
「茶葉もコーヒー豆も、開封すると酸化が進むから、冷凍庫にいれて保存するのがいいよ」なんてアドバイスがもらえるのも、専門店の魅力です。
店頭で目をひくこちら、静岡のメーカーが製造している炭焼き風フライビスケット。
遠赤外線で炭焼き風に仕上げた国産小麦の素朴な味に、ハマる人続出の人気商品、日本茶にもコーヒーにもよく合います。ネットでも手に入りますが、実店舗で販売しているところは希少!
これら商品がお得に購入できるのが、毎月第1&第3土曜日の特売日。全商品がなんと1割引きに。
まとめ買いする常連さんも多いそうですよ。