だしで味わえるたこ焼きと気軽に楽しめるメニューが豊富
公開日:2024年12月20日
※取材時点の料金、営業時間など変更している可能性があります。最新の情報はお店にお問い合わせください。
2024年6月にオープンした「だしたこ東京 西大島店」は、大阪風のたこ焼きをだしにつけていただく、東京ではあまり見られない食べ方のたこ焼きを提供しているお店です。現在お店では人気のだしたこをはじめ、ソース味や3種類の塩から選んで食べるたこ焼など、さまざまなメニューが注文できます。季節メニューのおでんやゆで落花生など、サイドメニューも充実した「だしたこ東京西大島店」の魅力を店主の茂木さんに伺いました。
△イートインのカウンターは全部で5席。店内では座りながらゆっくりと時間を過ごせます
△たこがデザインされた迫力あるスタンド席でもたこ焼きを楽しめます
義理のお兄様から教わったたこ焼き作り
茂木さんは昔からお好み焼きやたこ焼きなど、小麦粉を使用した「粉もの」を好んでよく食べていたそうです。そんな茂木さんの粉もの好きをよく知る義理のお兄様から、たこ焼き作りを教わったと話されていました。
当初、義理のお兄様のお店を継ぐ予定でしたが諸事情で叶わず、茂木さんは新しい土地で店舗を探し西大島にお店をオープンしました。現在の場所を選んだ理由は、駅から2分と近く、地元のお客様も気軽に立ち寄れる場所だと感じたことからとおっしゃっていました。
△店主の茂木さん。オープン以降、さまざまな種類のたこ焼きを考案されています
△油を引いた銅板のたこ焼き専用器に独自にブレンドした材料を流し込みます
△くるくるとたこ焼きを丸めていく様子は見ていて飽きません
店内では人気のだしたこをはじめ、関西風だし醤油を使ったたこ焼きや、王道のたこ焼きソース味のたこ焼きなど豊富なメニューの中から好きなたこ焼きを注文できます。チーズや明太子といった追加トッピングの種類も多く、茂木さんはお好みの味を楽しんでほしいと話していました。
たこ焼きは2個単位から選べ、メインのたこ焼き3種類がセットになったお得な18個入りも用意されています。すべて税込み価格で、メニューはイートインとテイクアウト、どちらでも注文ができます。
△おやつ感覚で食べられる大阪名物の「たこせん」もあり、醤油味とソース味の2種類から選べます
一番人気はお店特製のだしが味わえる「だしたこ」
△看板メニューのだしたこ(2個280円、6個750円)。2個単位での注文が可能です
お店の名前にもある「だしたこ」は、卵をふんだんに使う明石焼きとは違い、大阪風のたこ焼きをベースに作られた、小麦粉本来の風味が味わえる一品です。だしは昆布やかつおにだし醤油を配合したお店オリジナルのだしを使用。小麦粉は北海道と三重の国産品、生地は小麦粉・卵・だし醤油・ふくらし粉などさまざまな材料を配合して作られています。
△たこの食感と小麦粉の柔らかさ、口いっぱいに広がるだしの旨味にリピーターも続出しています
△お馴染みのたこ焼きソース味も楽しめます
△12月からは新メニューのスイーツ焼も登場(あんこorカスタードから選べる)
新しいメニューとして、あんことカスタードの2種類から選べる、ホイップクリーム付きのスイーツ焼も登場しました。熱々のスイーツ焼に甘さたっぷりのホイップクリームをつけて食べることで、従来のたこ焼きとは違う新食感の味わいが口の中に広がります。
△選べる塩シリーズのたこ焼きもあります(6個650円)。※選べる塩は1種類のみ
メニューには、天然塩・抹茶塩・カレー塩味の中から好きなフレーバーを1つ選んでいただける塩シリーズのたこ焼きも頼めます。
寒い季節にはおでんも登場するなどサイドメニューも豊富
△柔らかくお店特製のだしがよく染みこんでいます
たこ焼き以外のおつまみ類も充実しています。
季節メニューとして、冬には大根、ちくわ、はんぺんのほか大阪でも人気の牛すじなど、さまざまな種類のおでんが食べられます。
寒い季節に、ぜひだしが染みこんだ温まる一品を味わってみてはいかがでしょうか。
△人気の大根と牛すじ(1個110円)
△都内ではなかなかお目にかかれない千葉県名物のゆで落花生
茹でた落花生は殻もむきやすく、塩味が効いていてビールや日本酒ともぴったりの相性です。
△たこの天ぷら
からっと揚がった天ぷらは、塩につけて食べた瞬間から口の中にたこの旨味が広がります。こちらもお酒が進む一品です。
多くの方にたこ焼きを味わってもらいたい
△テイクアウトも可能。自宅でもだしたこを楽しめます
客層は幅広く、だしたこ東京には子供から年配の方まで訪れます。昼間や土日はファミリー層や主婦のお客様がカフェ使いに、夕方からは通勤帰りのお客様がちょっと一杯、居酒屋代わりに立ち寄られるとのこと。特に女性のお客様が多く、1人でも気軽に入れる雰囲気が好評だそうです。
「今後は地域のお客様はもちろん、多くの方にだしたこの魅力を伝えていきたい」と茂木さんはお話ししていました。寿司や焼き肉と並んで、たこ焼きも日本の食文化として外国人観光客に認知してもらいたいとの願いもあるそうです。
さまざまな種類のたこ焼きを味わいに、ぜひ「だしたこ東京 西大島店」に訪れてみてはいかがでしょうか。
※2024年11月取材時の情報です。料金や営業時間などが変更になる場合がございます。詳細は必ず店舗にてご確認ください。
※記事中の金額は全て税込みの価格です。