江戸からの旨さ伝える老舗店
公開日:2014年12月10日
コンセプトは松尾芭蕉の句
「色付くや豆腐に落ちて薄紅葉」
松尾芭蕉が詠んだこの句をコンセプトに店作りをしているというのが
南砂3丁目にある「とうふ処 小川」の若き4代店主、小川秀夫さんです。
もとは小川さんのお祖父さんが大正12年に創業した老舗、「豊田屋豆腐店」。
先代であるお父さんから引き継ぎ、屋号をコンセプトに合わせ「とうふ処 小川」とし、江戸時代から伝わる製法で造る木綿豆腐など美味しい手づくり豆腐
店を継ぐ前はアパレル関係の仕事をしていたということもあり、オシャレで明るい雰囲気のお店です。
ところどころに芭蕉の句をイメージした紅葉が・・・
国産大豆と天然にがりを使ってます
一番人気が、この「余情特選きぬ豆腐」220円。
こちらは4代目小川さん考案のレシピで作っているそうです。
取材中に、試食させていただきました!
めちゃめちゃクリーミー!!!甘くて濃厚な大豆の風味!
「お子さんのおやつにもいいのでは・・?」
「そうなんです。うちの豆腐は、骨を強くするミネラルが豊富な天然にがりを使っているので、骨粗しょう症の予防や離乳食にも良いんですよ」と、小川さん。
毎日、これを買いに来るのを日課にしているお馴染みさんもいるそう。
他にも定番、いろいろ。大豆本来の美味しさがわかります!
「油揚げや厚揚げは煮ても美味しいけど、焼いて食べるのもいいですよ」と教えてくれたのは、奥さんの直子さん。
「市販のチゲ鍋の素に、豆乳を2袋入れて豆乳チゲ鍋にすると、ものすごく美味しいですよ。最後にリゾットにしてくださいね」
ワタシも自宅で、小川さんの豆乳を使って豆乳チゲ鍋作ってみました。
こっくりとまろやかになり、汁を全部飲み干せる美味しさ!
美味しい豆腐だから豆乳も美味しい!濃厚な豆乳で作る豆乳チゲ鍋、ホントにおススメです!
子どものおやつにはコレ、買って帰りました。豆乳おからドーナツ。
南砂に行ったら必ず寄りたい店のひとつです。
※記事中の商品の価格は2014年12月時点のものです。