けっこう有名人なんです
公開日:2015年6月28日
大島で学校用品を販売
大島の商店街、中の橋サンロードにある「カバン・スクールショップ ふくはら」さん。
地域の小中学校の体操服や上履き、水着、制服などの販売をしていることで、地元のお母さんたちにはよく知られたお店ですよね。
「あ、ここ知ってる!」という方、多いのではないでしょうか。
「あ、このお母さん知ってる!」って方も。
この時期は学校のプール開きの時期だったので、スクール水着を買う親子連れが次々と訪れていました。
サイズ選びに悩む若いお母さんに的確なアドバイス。頼りになる下町のお母さんは店主の奥様、福原瑞江さんです。
物語の舞台、カナダのプリンス・エドワード島へも行ったというくらい、モンゴメリの「赤毛のアン」の大ファンなんだとか。
「ワタシ、赤毛のアン好きで知られているのよ」と福原さん。
同じく、この物語が大好きという方が訪れてくることもあるそうですよ。
新1年生に手作りの袋をプレゼント
さて、福原さんと従業員の太田さんがせっせと何かを作っています。
太田さんが布をカットして・・
福原さんがミシンかけ。
来春、小学校に入学する子どもたちが、体操服や上履きを買いにきた時にプレゼントする、ランチョンマットを入れる袋を作っているんだとか。
「近隣の小学校に入学する子どもさんたちが学校で使う袋を、毎年700枚近く作っているのよ。それでも去年は足りなくなっちゃって・・」と福原さん。
取材したのは6月、半年前からほぼ毎日、接客の合間に作っておかないと間に合わないんだそうです。
その他にも、各小学校ごとに指定サイズが違うネーム布を、店で体操着や水着を買った人にサービスで渡しているとのこと。サイズに合わせて布をカットしているそうです。
こちらが、カットしたネーム布。子どもを持つ人ならおわかりかと思いますが、これ、とってもありがたいサービスです。
「せっかく買いに来てくれる人に、喜んでもらいたくて」と福原さん。
「普段使いにちょうどいい、大人向けのバッグもあるのよ」
また会いに行きたい、大島の明るい働き者のお母さんです。