下町風情と木のぬくもりに包まれた亀戸の宿
公開日:2019年1月23日
ここは、東京下町、亀戸にある亀七旅館。
亀戸7丁目、まわりにマンションや戸建てが建つ住宅街にあります。都心から近い場所にもかかわらずリーズナブルな料金で静かな時間が過ごせると、国内外からリピーターが訪れるんだとか。
場所がわかりずらい・・とか、ここはなんだろう・・という声に応えて案内板を設置、わかりやすくなりました。
以前の取材記事でもご紹介していますが、ここは桐とアートの宿。さらに魅力が増したという情報を聞き、実際に体感すべく、オーナーの船山さんに、館内を案内してもらいました。
入ってすぐの場所にあるフロント。
館内は、掃除のしやすさと機能美を重視した作りということですが、入ってすぐになるほど!と納得しました。どこもきれいですっきりしています。
たとえばここ。ガイドブックやパンフレットが並ぶ桐製の棚です。最上段に、情報誌ことみせが♪
そして、以前はなかった下駄箱が設置されていました。しかも部屋番号つきとは、履き間違え防止になり安心です。
たっぷり収納できるこの下駄箱も、もちろん桐を使っています。
フロントまわりは、狭い空間ながら機能美と清潔感にあふれていました。
エレベーターで4階に上がり、401号室へ。うわ~~きれい!そしてめちゃめちゃシンプル!
もちろん、アート作品も。
小上がりがあるこの部屋は、ファミリー向き。4~5人まで宿泊できるそう。
この空間、子どもがはしゃぐ様子が目に浮かびます。大人もわくわくしませんか。
そして、以前はなかったポータブルテレビを、全室に設置。
布団の近くにコンセントの差し込み口があるので、ごろごろしながらテレビが観られるというのもうれしいではありませんか!
たっぷり収納できるクローゼットもありました。
※タオルは完備していますが、浴衣はないのでパジャマをご持参ください
トイレ付きバスルームは、新品かと思うくらいきれい!
1部屋の掃除に1時間半かけるということですが、「このバスルームだけで15分かけて掃除している」というだけあり、本当にきれい。こちらもきれいに使おうという気になります。
アメニティーはこんな感じ↓
以前はなかった小型のウォーターサーバーと冷蔵庫。
その他、加湿器も新たに設置したそうです。
地元に根差した旅館でありたい
外国からのお客様に好評というのが、おせんべいや和菓子などのお菓子と、折り鶴のサービス。
「お客様の多くは、ここを拠点にして大型テーマパークや観光に行かれますが、亀戸や大島にあるお店の魅力を知ってもらいたくて」と船山さん。
旅館から近い場所にある大島のサンロード中の橋商店街のお店のものや、ことみせ登録店でもある亀戸の天神煎餅 大木屋さんのものを選んでお客様にサービスするなど、地域に根差した旅館を目指す亀七旅館。
これからも、亀戸や大島の良いところを知ってもらう取り組みを続けていくそうです。
桐とアートの宿はおしゃれで安いだけでなく、下町の人情味ある旅館でした。