職人が手仕上げする店
公開日:2015年4月7日
工場一体型のクリーニング店
別の場所にある工場に回して洗濯するスタイルのクリーニング屋さんはよく見ますが、
店舗と工場が一体になっているお店は久しぶりに見ました。
こちらは、深川資料館通り沿いにある老舗クリーニング屋さん「旭ランドリー」です。
奥に入っていくと・・・
そこには職人たちが
1点1点、手仕上げで衣類をお洗濯、仕上げ中!
こちらの方は、プレスのみを担当する職人さん。なんとプレス歴50年以上。
難しい素材のブラウスも魔法のように伸びていきます!
「新品ぐらいキレイという状態に、より近づけてお客さんにお渡ししたいですね」
と言うのは、店主の大岩勇さん。
クリーニング歴45年以上、得意なのはシミ抜きだそうです。
「これがウチの普通なんです」
「お気に入りのお洋服に赤ワインをかけられてしまったんですが、そのシミをきれいに落としてくれて・・・」
それ以来こちらに通っているという、このあたりにお住まいの奥さま。
他のクリーニング屋さんで、ワイシャツのボタンが割れて戻ってくることが多く困っていたそうですが、こちらでは割れたことがない、とも。
ワイシャツも、襟の汚れが落ちていないともう1度洗いに回すそう。
「特別なことをしているつもりはなく・・・昔からこれがウチの普通なんです。」
と、大岩さんと大岩さんの奥さまの宮子さん。
そして、大岩さんのお嬢さんの旦那さんである網谷竜一さん。
アットホームな雰囲気も深川っぽくっていいですね♪
手仕上げなのに、お値段もなかなか抑えめだと思います。
ちょっとお値段の張るお洋服を持っている方や
ワイシャツの仕上がりにも一家言あるビジネスマンの皆さんには、
「普通」のレベルが高い、こういうクリーニング屋さんがちょうどいいのじゃないのかしらん?