江東区佐賀で老舗米屋が作る、愛情たっぷりおにぎり弁当
公開日:2018年2月20日
創業は明治36年!
江東区佐賀の老舗の米屋
吉野商店のおにぎり弁当500円が、おいしすぎる!
朝6時から、お母さん、吉野ゆき子さんが手作りする愛情弁当。
おにぎり2つ(好きな味を選べる)と
おかず(何種類もある)と
みそ汁ついて、500円!
すぐなくなっちゃうので、お早めに!
お米は、特Aランクを日替わりで
この日のお米は、長野県産「幻の米」。
新潟県魚沼と隣接する北信州のお米。
森から湧き出す清流で育てたコシヒカリです。
お米はガス釜で炊きます。
「愛情を込めて炊いてあげてね」とゆき子さん。
大切なのは、正確な計量と浸水。冬場は30分以上浸水させて。
「お米がごはんになる準備をするの。耳を澄ますと、水を吸う音が聞こえるよ」
炊き上がったお米は、飯台で65℃まで冷まします。こうすることで、ギュッと握り込まない、一粒一粒が感じられる、ふんわりしたおにぎりを作れるそう。
▼みて! お米の粒が潰れていないでしょ?
お味は、自家製梅干し、シャケ、たらこ、昆布、おかか、ツナマヨ。
この日は、深川あさり飯も。
一番人気の自家製梅干しは、ゆき子さんのお母さん(92歳・鹿児島在住)の手作り。これを丸ごと入れます。
海苔をふわっと巻き、ラップで包む時もふわっと空気を入れて。
「少しでもおいしく食べてほしいから」
一つ一つの作業に、愛がこもっているんだよなあ。
おかずも充実!
甘じょっぱい玉子焼きに、ヒレカツ、この日の副菜は、ひじき。レモンが爽やか!
春巻き、唐揚げ、シャケ、こっそりメニューでエビフライも。全部ゆき子さんの手作りです。
11:30「お馬の親子」をBGMに、お弁当販売のアナウンスが。
近隣の会社員やタクシーの運転手、主婦や親子連れまで、いろいろな人がやってきます。「今日はどれにしようかな〜」と、みんなうれしそう。
次から次へと売れるので、おにぎりを握り続けるゆき子さん。
「温かくおいしく食べてほしいからね」
食べる人を想像しながら、手作りする姿に
愛をいっぱい感じました。
持ち帰ったお弁当は、心に染み渡るおいしさでした。
※本文中の情報は2018年2月時点のものです。