暖簾の向こうに、下町のさわやか法律家
公開日:2017年8月30日
暖簾をくぐれば・・・
門前仲町の真ん中あたりに、風情ある紫色の暖簾を発見!
しかし、ここは観光案内所ではなくむろん団子屋さんでもない・・・
「司法書士事務所」なのである!
笑顔いっぱいで取材に応じてくれたのは
司法書士の堀江和浩さん(左)と篠田純一郎さん(右)。
堀江さん自身の地元に近い門前仲町で長年事務所を構えていたそうですが、「下町の身近な法律家」として、より相談しやすい雰囲気を目指し2年前に同じ門前仲町内で路面店に移転。暖簾もその時に掲げたそうです。
「たまに“深川飯のおいしいお店を教えて”という人も来ますよ」
いやだから、観光案内所じゃないって!!(笑)
人生に寄り添う「成年後見人」
不動産や会社の登記や、相続、遺言書の作成など多岐にわたる司法書士の業務。
法務知識はもちろん、緻密な書類の作成スキルが必要な傍ら
法務局、銀行や不動産会社、役所などへ外出することも多い。
特に、2000年の民法改正によって「成年後見制度」ができてからは、幾人もの後見人を務め、被後見人本人へ面談に出向くことも。
「成年後見制度」とは認知症や障害などで判断力が充分ではない人が、不当に財産や権利を侵害されないように守る法律。
「78歳の依頼人が、93歳で亡くなるまで見守ったこともありますよ。」
その方が亡くなった時は、思わず涙・・・。
しかし「人の人生に寄り添い支える重要な仕事」と堀江さん。
介護や医療、年金など多方面の知識や経験を必要とするからこそ、やりがいも感じているそうです。
こちらの事務所にしてから
「近所で相談できるところを探してた」と飛び込みで訪れる人も増えたそうです。
「そろそろ相続のこと考えなきゃな・・・」
そう感じた時がこの暖簾のくぐり時!
いい意味で“先生”っぽくない爽やかなお2人が迎えてくれます!
専門用語を使わず、分かりやすい丁寧な説明をしてくれると評判だそうです。