焼きあごだしと濃厚鶏白湯が織りなす至高の一杯
公開日:2022年6月17日
飲食店が群雄割拠する東陽町で、行列のできるラーメン店として名をはせる
東陽町らぁ麺 ばらや
△落ち着きのあるシックな外観は、「老若男女、幅広い層のお客様に気軽に足を運んでほしい」との想いから
行列に並ぶ人たちのお目当ては「焼きあご中華そば」780円。固めに茹でた特注の平麺を、焼きあごだしと、濃厚な鶏白湯のダブルスープで供する、ここでしか味わえない逸品です。
△木のぬくもりあふれる店内にカウンター8席を用意
実はこちら、江東区扇橋を中心に焼き鳥店を展開する「炭焼やきとり はな」グループが手掛けるラーメン店。鶏専門店ならではの濃厚な鶏白湯に、京都の老舗から仕入れる焼きあご節と聞けば、期待はおのずと高まるというもの。
△入り口横の券売機でメニューを選んで券を購入
そのこだわりを、店頭の看板から一部引用しますね。
当店のらぁ麺は、区内で鶏料理店を長年営む大将が試行錯誤を重ね、たどり着いた一杯です。濃厚なのに香り高く、食べやすい「新しいらぁ麺」を目指した結果、鶏スープの味を最大限に引き出す焼きあご出汁との組み合わせに至りました。
というわけで、その自慢の一杯、店長・田辺賢さんの調理の様子とともにご紹介しましょう。
麺は「スープとの絡みが良く、火の通りも早いんです」という特注の平麺。
茹で時間は1分20秒ほど。同時にスープを作り始めます。
味の要であるスープは、じっくり煮込んでうま味とコクを引き出した焼きあごだしに、濃厚な鶏白湯をブレンド。
△鶏白湯は、数種類の鶏の部位を10時間以上煮込んだ秘伝の味
続いてチャーシューの炙り。ゆっくり火をいれ、しっとり柔らかに仕上げた豚バラ肉を、「炭焼やきとり はな」の48年間継ぎ足しの秘伝ダレに漬け込んだ逸品です。
△味が染みた豚バラ肉を炙り、香ばしさをまとわせます
間髪入れず、茹であがった麺を湯切りし、メンマとアクセントの玉ねぎ、そしてチャーシューと海苔をトッピング。
△「最もおいしい状態で味わっていただきたいので、短時間で仕上げ、出来立てをすぐに提供するようにしています」
田辺さんの流れるような動きに圧倒されているうちに、あっという間に完成です。ここまでの所要時間、2分足らず。
△まずはコレ! 「焼きあご中華そば」780円
焼きあごだしのうま味にノックアウト
早速実食です。立ち上る豊かなあごだしの香りに期待を膨らませ、まずは一口。固めに茹でた平麺は、コシが強くもちもち。平麺ならではの絡みの良さで、ダブルスープのうま味をしっかりたたえています。
△最後の一滴まで飲み干す人がほとんどだという自慢のスープをぜひ
そのスープは、コク深いあごだしと、鶏白湯のうま味が詰まった豊かな味わい。濃厚でありながら繊細で、最後まで軽やかにいただける、田辺さん渾身の一杯です。
「お腹に余裕があれば、奥津軽プレミアム卵を使った『あご節香る贅沢卵かけご飯(250円)』もおすすめです」と田辺さん。そのほか、「濃厚鶏白湯そば~あご出汁合わせ~」900円、「濃厚辛味噌そば」950円などバリエーションも豊富です。
△奥津軽プレミアム卵は、卵かけご飯のほか、トッピングの煮卵にも使用
そして常連さんが心待ちにする月替わりの「季節限定メニュー」も要チェック。
△6月の限定メニューは「濃厚あご出汁つけ麺」850円。好評販売中です
7月は「あごと昆布出汁の冷やしらーめん」800円、8月は「冷やしトマトまぜそば」850円が登場予定です。
いずれもことみせくーぽん利用で、その日のトッピングをサービス。あごだし香る珠玉の一杯、ぜひお試しください!
※記事の内容は2022年6月時点での情報です。最新の情報は店舗に直接お問い合わせください