オーダーメイドジュエリーへの扉は身近にあった
公開日:2017年8月29日
真にオシャレな人は、自分好みのジュエリーを”オーダーメイド”しているらしい。
そんなウワサを聞きつけたことみせスタッフ。
しかし、ジュエリーのオーダーメイドだなんてハードル高っ!
イメージは大富豪のマダムか、ご令嬢・・・。
そこで、オーダーメイドの“今”を知るべく
ジュエリーオーダーや、リフォームを行う「石川貴金属創芸」を尋ねてみました。結構近所にあったのですね!
(わたしの住まいから徒歩圏内)
大富豪マダムでもなく、もちろんご令嬢でもないことみせスタッフ。
(つまみ出されたらどうしましょ・・・)立派なビルに若干ビビリながら扉を開くと
穏やかな紳士(社長の石川勝己さん)さんが、ジェントルに対応してくれました。(女性のスタッフさんもいます)
「今日は買うのだ!」という覚悟が必要かと思いきや
「相談だけでもいいんですよ」と石川さん。え?そうなの?
「えぇ、そういう方もいますよ」ですって。へぇ〜。
ある時は手描きのデザイン画(・・・になってないもの)
またある時は広告のキリヌキ(大事に持ち続けてボロボロ)などを握りしめ
もしくは何も持たず、ぼんやりしたイメージだけを胸に抱き訪れる人多数。
とっても曖昧模糊とした「こんなのであんなの」的な中からイメージをくみとり
職人さんや経験豊かなスタッフが”あなただけ”のデザインを提案。
「理想通り」「ありそうでなかったデザイン!」
と、そのクオリティに定評があるそうです。
左のリングは専属の職人さんがデザイン&製作したもの。日本貴金属文化工芸協同組合が主催するコンテストで受賞もした品です。
こちらの豪華かつ上品で洗練されたパールのネックレスは、お客様への納品を待っている最中(※お客様の許可を得て撮影させて頂きました)
「ただパールのネックレスが欲しいとだけ言って来られたんですが、いろいろ相談しているうちに、このデザインに行きつきました。」
そんなことってあるの!?
うん、でも断然こっちのほうがいい!欲しい!憧れる!!
イヤリングまでセットです。
じっと見ると、細部にまで装飾があることがわかります。素敵すぎる。
「実物を見た方がイメージが沸くこともありますから」
と、店内にある数多のジュエリーを見ながら打合せすることも。
そのジュエリーは購入も可能!
売ろうとしてないのに、打ち合わせ中に気に入って購入する方も後を絶たない。
譲り受けたジュエリーのリフォームも根強い人気。
立て爪のダイヤリングを今風にリフォームしてプレゼントしたら
お孫さんが喜んで引き継いでくれたというエピソードも、この指輪とネックレスを見たら思わず納得。
何も言わずとも伝わる、このクオリティの高さ!
しかし、こういう素敵なものを引き継がせてくれるありがたい親族がいない場合
ダイヤはどこから調達すればいいのだろう?
わがままを言わせて頂けるなら、天然石の色味にも好みってものがありまして・・・。
「石?ありますよ」
えーー!!?
これはほんの一部。そう、石から選ぶという粋な方もいらっしゃるそうです。
「珍しい石も揃えてますよ」
さすが、米国宝石学会GGと英国宝石学協会FGAなどの認定を受けた宝石のプロが集う老舗。
ちょっとお見かけしないようなレアな宝石まで。こちらでなら理想の宝石と
運命の出会いをすることができるはず。
自分のために、無理せず何年かに1度ひとつずつ増やしていく方も多いそうです。
「働く女性の勲章」のようなものかもしれませんね。カッコいいじゃないですか。
なにかおめでたいことがあった時
記念のオーダーメイドのジュエリー、お願いしてみたくなりました。