亀戸のそば職人が作る絶品ランチ
公開日:2017年1月19日
「江戸そば」。その名の通り、江戸時代に生まれた白く細めの手打ちそば。
その江戸そばをメインにした亀戸の料理店、 江戸そば料理帳 にし田 さんへ行ってきました。
場所は亀戸天神のすぐ近く。
営業中はお客さんが途切れることないということで、開店前に撮った店内の写真です。落ちついた和モダンな雰囲気で、夜、お酒を飲む場所としてもいいですね。
絶品ランチセット!江戸そばと海老天丼
改めて昼に訪れて注文したのは、ランチセットで一番人気という 海老天丼セット。
小どんぶりに入った天丼とそばをセットでいただけるという、そば屋の定番メニューでもありますが、にし田さんでは、ひと味違います。
冷たいそば、または温かいそばのどちらかを選べるのはもちろん、そばの種類まで選べるんです!
江戸そば・田舎そば・平そばから好きなものをということで、この日は、店の名にもある、江戸そばを選びました。
この店の江戸そばは、そば粉とつなぎの小麦粉の割合が10:1 と、限りなく十割に近いので、職人の技術が必要なんだそうです。
そばつゆにさっとくぐらせて
音をたててツルツルっと、独特のコシがある江戸そばを堪能!
つゆは、カツオをメインに いりこ(煮干し)とサバを加えてとった独特のダシに、濃い口しょうゆと白しょうゆをブレンドした特製のかえしを加えた、色が濃すぎることなく、しっかりとそばを引き立てる味。
ダシをとった後のいりこが佃煮になって、レジ横で売っていました!
家で食べたらふっくらと柔らかく、いいお味。
自家製なのでたっぷり入って300円とお買い得!これ、おすすめです!
そして、天丼は、海老の他、数種類の野菜、そして・・・
卵の天ぷら!!!
半熟の黄身が程よくとろ~り、タレがしみた衣との相性も良く、これを目当てにまた注文したいくらい!
〆に、味わいある南部鉄器の湯桶に入ったそば湯をいただき、大満足の絶品ランチでした!
そば職人は元寿司職人
毎朝、店でそば粉を挽き、手打ちそばを作る店主・西田裕さん。
「この店を始めてから7年、腕が上がり、いいそばが打てるようになりました」と言う西田さんですが、実は、元は寿司職人。魚を扱うプロフェッショナルでもあるんです。
仕入れにもこだわり、築地はもちろん、長崎の五島列島から直送してもらっているという、新鮮な魚料理も提供しています。
この日、五島列島から届いたばかりの魚を見せてもらいました!
上から、ハガツオ・カンパチ・クロメジナ。
市場から仕入れるより数日は早いので、新鮮そのもの。
魚をさばく仕事っぷりに見とれることみせスタッフ。
刺身になるのでしょうか。
気になりますが、また今度!
夜、西田さんおすすめの日本酒やワインとともに・・・
※本文中の情報は2017年1月時点の情報です