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珈琲道場 侍(コーヒードウジョウサムライ)

place亀戸駅東口から徒歩1分

亀戸駅前、珈琲道場 侍がファンを惹きつける魅力とは

公開日:2019年11月18日

亀戸駅東口前、1杯どり珈琲の店「珈琲道場 侍

亀戸駅東口正面、創業40年を超える「珈琲道場 侍」。

 

 

ファンの多い名店です。その魅力を順番にご紹介しますね。

 

 

 

水出しコーヒー(ダッチコーヒー)

入り口を開けると立派な甲冑がお出迎え。初めて訪れた人はちょっとびっくり!かなりのインパクトです。その横には、水出しコーヒー(ダッチコーヒー※Dutch Coffee)の器具がずらり!

 

 

水を1滴づつゆっくり落とし8時間かけて約25杯分を抽出するという、水出しコーヒー用のドリッパーが5台もあってフル稼働! いかに人気があるかがわかります。

 

 

水出しコーヒーの特徴は、アクやタンニンなどの雑味を感じない、マイルドでコクのある香り。

 

こちらは水出しアイスコーヒー(430円)。

 

 

この店では銅製のゴブレッドで提供。夏には1日100杯以上のオーダーがあるそうです。

 

水出しホットコーヒー(450円)は、注文後1杯づつ温めて淹れるとのこと。アイスコーヒー以上に豊かな香りが楽しめます。

 

 

コーヒーカップ&ソーサ―は、オーナーが旅先などで見つけて1客づつ購入したというものばかり。 同じものはありません。

 

 

お客様に合ったカップコーヒーを選び、ハンドドリップで1杯づつコーヒーを淹れる、そんなスタッフさんの丁寧な仕事ぶりも魅力です。

 

水出しコーヒーの他にも、オリジナルブレンド、スペシャリティコーヒー、アメリカンやカフェオレ、フレーバーコーヒーなど、種類の多さはコーヒー専門店ならでは。詳しくはこちらをどうぞ>>お品書き

 

 

ロッキングチェアが並ぶカウンター

珈琲道場 侍と言えば、カウンターにずらり並ぶロッキングチェアが有名!

 

 

店を始める際、各地のコーヒー店をまわってどんな店にしようか模索していたというオーナー。ある時、公園のブランコに腰掛け、いいアイディアはないかと考えたそうです。

 

そして、ひらめいたのが・・・

 

揺られながらコーヒーが飲みたい・・

そうだ! ロッキングチェアを置こう!

 

このヒラメキは大当たり! ロッキングチェアのあるカウンター席は順番待ちになることもあるほど、大人気に。

 

▲「いい座り心地です」外国人ライター、ジェレミーさん

 

 

お腹を満たす、懐にやさしい料理を提供

珈琲道場 侍には、コーヒー以外のドリンクや、料理、スイーツもたくさん!

 

 

ドリンク代プラス100円でトーストとミニサラダがいただけるモーニングセットや、780円で提供する7種類のランチタイムセット。ディナーで人気の「殿様カレー」や「将軍ハンバーグ」など、料理はすべて1,000円以下のものばかり! リーズナブルにお腹を満たせるのも大きな魅力です。

 

自家製ビーフシチュー(ミニサラダとフランスパン付)は、なんと800円! コトコト煮込んでほろりと柔らかくなったビーフや野菜がごろり!この日はビールと一緒においしくいただきました。

 

 

 

夜の侍は大人の隠れ家的バーになる

チャージなし、カクテルはどれも1杯600円。気軽にバーの雰囲気が楽しめるのは、珈琲道場 侍ならでは。

 

 

仕事帰りに好きなお酒を飲みながら、くつろぎのひとときを満喫中の皆さん。今日もお疲れ様でした。

 

 

 

武道の心得でお客様におもてなし

ロッキングチェアや、丁寧に淹れるコーヒー、リーズナブルな価格設定など、全てに共通するのが、おもてなしの精神。

そして、ほどよい距離感を持ちながらも、目配り・気配りを欠かさないスタッフの皆さんの接客がなんといっても大きな魅力ではないでしょうか。

 

店長の春日さんに、接客についてお話しを伺いました。

 

 

「オーナーは、実家が由緒ある「大東流合気柔術」の道場で、小さい頃から合気道をやっていました。店作りに取り入れたのが、合気道を通し学んだ武道の精神だったんです」

 

“武道の心得と接客の精神は通じるものがある”

そう気づいたオーナー直伝、接客の精神がこちら。

 

「礼」「目付け」「間合い」「呼吸」「くずし」「残心」

・礼に始まり礼に終わる

・細やかな心配り

・空気を読む

・スタッフの息の合った接客

・緊張をほぐしリラックスできる空間の提供(→ロッキングチェアがまさにそう!)

・一期一会の精神で接客

・全力を尽くす

などなど・・

新人スタッフ全員が、この精神をもとに店長や先輩の指導のもと、研修を受けるそうです。

その内容は、メニューや灰皿などテーブルのセッティングや言葉使い、コーヒーの淹れ方、料理の運び方など多岐にわたるそう。

「なぜ、そのようにするのかを自ら気付くことが大切」と春日さん。研修は数か月に及ぶこともあるそうです。

そうやって自ら気づきを持って接客するスタッフさんが誕生する、ということなんですね。

 

「珈琲道場 侍」が多くの人を惹きつける魅力の源は、武道の心得を取り入れた店作りと接客。

その魅力、この店に行ってぜひ実感してみてくださいね!

 

 

※本文中の情報は2019年11月時点のものです。

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