お肉と、コロッケと、おじちゃんとおばちゃん。
公開日:2015年4月2日
細い路地、その柔らかい光に誘われて
東陽三丁目の交差点を北へ、最初の筋を左手に。
温かそうな光が漏れ出ているではありませんか!
「肉の旭屋」を営む服部ご夫妻はとってもステキなカップル。
「すべてのことに感謝ですよ。ほんと、いろんなお客さんが来てくれて。
あなたたちもありがとね」
うわぁ、温かい!このふれあいこそ、街のお肉屋さんですね。
「昔はね、この斜め前に公設市場があって、
この辺は『スサキ銀座』って呼ばれていたんですよ。
ウナギ屋さんとかしじみ売りとか、露天商も多くてね。
その頃は都電も走っていたし、この辺はすごい人だったんですよ」
都電が地下鉄に変わり、街は様変わりしましたが、
こうやって頑張っているお店もちゃんとある。それがいいですね。
さて、こちらの旭屋さん、精肉の販売にもお客さんのための気遣いが。
なんと、一枚一枚お肉をセロハンで包んでいるそう。
「こうしたら手が汚れなくていいでしょ!」
主婦としてはこういった気遣いがとてもありがたい!
服部夫妻の人柄とおいしいお肉で
いろんなお客様に愛されている旭屋さん。
だって、小さなお客さんから
こんな「ありがとうメッセージ」をいっぱいいただいて、
お店に飾ってあるんだから。
スーパーじゃこうはいかない!
アツアツ揚げたて、愛情入り
きっとお惣菜も充実してるんだろうな・・・・・アレっ?
今日の商品は全部売り切れちゃったのかしら?と思ったら!
アツアツの揚げたてをお持ち帰りいただくために、
お客様の注文があってから揚げているそう。
ステキ!!
「よくね営業帰りのサラリーマンが、
会社に戻る前にお土産、ってコロッケ10個とか買ってくれるんですよ!」
そんなお土産、そんなHappyな差し入れ、弊社にも誰か買ってきて!
と、お土産を待つものアレなんで・・・・「旭屋コロッケ」をいただきました!
同行したカメラマンはもう、目をキラキラしながらハフハフハフハフ。
ジャガイモの甘みと肉の旨味がギュッとなった素朴なおいしさ。
何よりやっぱり揚げ立てってのがありがたい!!
会話がある。
会話をしたくなる人がいる。
会話が生まれるおいしさがある。
「おばちゃん、今日のおすすめは?」なんて
毎日通いたい店が東陽町にありました。