「おかげ様で100年!」こだわりの角打あだちや
公開日:2024年9月25日
※取材時点の料金、営業時間など変更している可能性があります。最新の情報はお店にお問い合わせください。
もともとはお祖父様の代から日本酒店を営み、先代のお父様から継いだ酒店。居酒屋を人形町にて20年ほど経営し、4年前に角打スタイルの立ち呑み屋を始めました。創業者のお祖父様から続く歴史は、創業100年をゆうに超えます。角打とは、酒屋の一角で立ち飲みができるお店のことです。場所は住吉駅から徒歩5分ほどの住宅街にあります。
営業日は、水曜日から日曜日。 営業時間は、17時から23時、土・日曜・祝日は、12時から23時までです。
△おいしい日本酒を知り尽くした大将の樋口さん
日本酒に60年以上携わってきた大将の樋口さん。ここ20年で大きく進化している日本酒を追求し4年前に角打を開店しました。樋口さんは、全国の小さな蔵元さんが丁寧に作る生酒を中心に約60種類の日本酒を「冷蔵庫」に常備しています。もちろん、気に入った日本酒は、酒屋なので小売価格で販売もしています。遠方からお気に入りのお酒を購入するために車でご来店されるお客様もいるそうです。
△冷蔵庫で待機する日本酒の数は60種類ほど
一般的な日本酒は製造過程に「火入れ」があります。しかしながら日本酒本来の味わいを楽しむには「生酒」が一番というお考えから、お店にある日本酒のほとんどが生酒。喉越し、香り、余韻など生酒ならではの魅力を重視し、“角打あだちや・足立屋酒店”では生酒の取り扱いを中心としています。大将が厳選した生酒を中心に取り揃え、冷蔵庫で保管しているそうです。小さな蔵元さんを応援する意味も込めて、知名度よりも美味しさを重視し、丁寧に作られた日本酒を厳選。「驚きの生酒と出会えますよ」と大将の樋口さん。
△どれも大将が惚れ込んだ日本酒ばかり。レアなお酒も大将の人柄でお取り寄せ。旅先で出会った美味しいお酒も交渉してくるなど、納得のいった日本酒しか置かない徹底ぶり
△どんな方でも安心の明朗会計。こだわりの日本酒はもちろん、ビール、ワイン、ハイボールなど、幅広いお酒が用意されています。価格は全て明示しており、どなたでも安心してお楽しみいただけます。女性の方や一見さんも大歓迎!
△前金制です。お会計は注文時の前払い制で、現金のみの取り扱いとなっております。キャッシュレスのお店が多くなりましたが、必ず現金をご用意の上ご来店くださいね!
△「お宝いれ」 “角打あだちや・足立屋酒店”さんのお支払い方法
お客様は、お宝入れにお酒の代金を先に入れます。これは、“角打あだちや・足立屋酒店”でお酒を楽しむ際の大切なお作法です。
△おつまみは店内でも販売されていますが、持ち込み大歓迎!
おつまみは基本的に持ち込みOKです。手作りのおつまみを持参される方や、近隣のコンビニエンスストアで購入される方など、お客様のご都合に合わせてお楽しみ頂けます。店内でも缶詰や乾き物を中心としたおつまみを販売。お刺身(三人前から)は前日までに予約すると用意してもらえます。
△大将オススメの逸品の“とっておき”銘柄をおちょこで試飲させていただきました
△お酒にあったグラスで
お酒の好みや気分を大将に伝えると、それに合った日本酒を選んでくれますよ。
△飾られる祭り半纏(はんてん)
店内には地元の祭り半纏が飾られています。祭りの季節以外も、地元のお祭り仲間が集まり、宴会を楽しまれることも多いそうです。お神輿の掛け声が聞こえてきそうですね。
△囲炉裏を活用したテーブル
かつて人形町の店舗で使用していた囲炉裏を、大将が自らDIYで改造。お店では風情あるテーブルとして活用されています。焼酎を飲むときに使用する黒じょかセットはディスプレイとしても魅力的ですね。
△地元に根ざした「角打あだちや・足立屋酒店」
「猿江町会」に所属しており、地域との繋がりを大切にしています。店頭では大きなクマのぬいぐるみがお客様をお出迎え。優しく、親しみやすい雰囲気で、明るくお客様を迎えてくれます。
角打あだちや・足立屋酒店のこれから
今後も地域に根ざした角打を続けながら、たくさんの小さな蔵元を応援していきたいと樋口さん。プライベートの旅行でも酒蔵めぐりを欠かさず、蔵元さんとの情報交換を行うことが何よりの楽しみとのこと。大将には、いつまでも若々しく地元の方々に愛される角打あだちや・足立屋酒店を続けていただきたいですね。
※2024年8月取材時の情報です。料金や営業時間などが変更になる場合がございます。詳細は必ず店舗にてご確認ください。
※記事中の金額は全て税込みの価格です。