ガッツリ系から和風中華そばまでそろう、駅近ラーメン店

公開日：2023年7月18日

※取材時点の料金から変更している可能性があります。最新の情報はお店にお問い合わせください。

駅そばスーパーに隣接！　利便性の高い立地が魅力

砂町運河や汐見運河などに囲まれた島状の地形が特徴的なJR潮見駅周辺。西口を降りるとすぐそばにスーパーマルエツがあります。このマルエツの建物に隣接しているのが、今回ご紹介するラーメン店「豚吉」です。半年ほど一時的に営業を休止していましたが、2023年4月1日に復活。店のオーナーを務める佐々木社長にお話を伺いました。

店前にはのぼりや看板が賑やかに、大きな文字で描かれた店名が目印です。「豚吉」の横には、同じくことみせ登録店の「ダージリンスパイス」の文字。ここはラーメンとカレー、両方のメニューから選ぶことができるフードコートのような仕組みになっています。

1階席のカウンター奥にあるレジで、まずは注文と会計を済ませます。

階段を上ると、ゆったりとスペースがとられた2階席。

カウンター席からは、スーパーマルエツの売り場が見えていて、ちょっと不思議な気分。買い物中の家族をラーメンを食べながら待つ、なんていうこともできそうですね。

店名を冠した「豚吉らーめん」＆「豚吉スープ麺」はガッツリ系！

メニューを見ると、幅広いジャンルのラーメンがラインナップしているのが印象的です。
中でも人気なのが、店名にもなっている「豚吉らーめん」（まぜそば）と「豚吉スープ麺」各825円（並）。

麺の上に野菜がこんもりと盛られ、さらにニンニクや背脂、刻み玉ねぎが乗った「豚吉らーめん」（まぜそば）。ニンニクや背脂、刻み玉ねぎは写真の状態で通常量。注文時に増量することも可能です。ボリューミーなメニューですが、実は野菜もたっぷり摂れること、さらにこちらの店ではミニサイズもあるので、女性にも食べやすいメニューです。

醤油をベースとしたタレを、麺と野菜にしっかり混ぜて味わえば、醤油ダレの香ばしさをまとった麺の味をしっかりと楽しむことができます。実は豚吉こだわりの麺、偶然の出合いから始まったそうです。

「 “関屋城南食品”の一等粉100％使用麺を使っています。実は以前使っていた麺は、もう少し小麦感が欲しいなと感じることがあって。そんなとき、たまたま関屋城南食品さんのトラックを見かけたんです。そこに“香り豊かなラーメン麺”と書いてあって―（笑）。すぐに連絡して麺を試してみたら、すごく美味しくて。ぜひ、小麦の香りが豊かな麺そのものの味も楽しんでいただきたいですね」（佐々木社長）。

あっさり懐かしい、昔ながらの優しい味

次にご紹介するのは、ガッツリ系まぜそばから打って変わって、昔ながらの中華そば「醤油ラーメン」605円。

チャーシューを煮込んだ豚肉のエキスや煮干し、香味野菜などからしっかりとダシをとったスープに、醤油ダレを加えてさらに味に深みを出しています。麺をすすれば、ふわりと優しいスープの香りが口いっぱい広がって、体にじんわりと沁みていきます。老若男女、誰しもに愛される、王道のラーメンです。
「うちのラーメンの素材で特にこだわっているのはみりん。高級なみりんを使うことで、香りも味も格段に良くなるんですよ」。佐々木社長もお気に入りの一杯です。