下町の粋を集めた隠れ家酒場で、48種の地酒と季節の酒肴で乾杯
公開日:2021年1月12日
門前仲町駅から徒歩1分。飲食店がひしめき合うこの界隈で、日本酒好きを惹きつけてやまない居酒屋があります。
下町の粋 酔月
風情あるエントランスを一歩入ると、「いらっしゃいませ」と威勢のいい声。調理の様子をライブ感覚で楽しめるオープンキッチンに目をやると、食材と真摯に向き合う熟練料理人の姿が。
△3密対策・衛生管理を徹底して営業中です
そして店の至る所に配された、神輿やアンティークの調理器具など、お宝アイテムの数々。非日常感あふれる、まさに下町の粋を体感できるお祭り酒場、といった趣です。
「江戸の情緒が残る下町・門前仲町で、粋でいなせな江戸の心意気とともに、下町らしい美味と美食を楽しんでいただければ」と店長の武田直樹さん。
提供する料理も、粋な逸品が揃います。腕を振るうのは、ホテルや会席料理、割烹など格式ある日本料理の世界で腕を磨いてきた二人の料理人。
△熟練料理人の堀中正仁さん(左)と林徹也さん。五感を研ぎ澄ませ、吟味した素材の持ち味を最大限に引き出します
多彩な引き出しを持っているだけに、丁寧な手仕事で紡ぎ出される正統派の味に加え、同店の目玉でもある”カップ酒”がすすむ、ジャンルの枠を超えた季節の酒肴が充実しています。
グランドメニューのほか、季節のおすすすめや旬の鮮魚、
創作酒肴など、80種以上のメニューが勢ぞろい。
「自分が食べたいと思うもの、おいしいと思うものしか出さない」という堀中さん。自ら豊洲市場に足を運び、目利きする鮮魚の刺身や、冬の限定メニュー「クエ鍋」(1人前3,500円)など、匠の技と厳選食材が奏でる極上の味が楽しめます。
△「幻の魚と言われるクエは、出汁がとにかく美味。まずは食べてみてください!」最後は雑炊で〆るのがおすすめ
熊本直送の馬刺しも、日本酒のお供にぴったりな人気メニュー。
△濃厚なうま味の赤身のほか、歯ごたえある食感が楽しいタン、赤身のコクととろける脂身のコントラストがクセになるフタエゴなど、希少部位も充実
そしてそのいずれもがお手頃価格。毎週足を運ぶ常連さんが多いというのも納得です。
圧巻!48種の新潟限定カップ酒
さて、こちらの代名詞ともいえるのが、48種の新潟限定カップ酒。壁に並べられた48種のカップ、圧巻です!
宝山酒造、朝日酒造など、酒処・新潟の有名蔵元が地元で出しているカップ酒。価格は一律550円で、名門のセカンドライン的なお酒を気軽にカジュアルに楽しめるのが魅力です。
△どれを飲むか悩ましい品揃え!詳細が解説された説明書きを読んで決めるもよし、女性はカップのデザインで決める人も多いとか
カップのデザインも個性豊かで、コレクションしたくなるほど。しかも基本的に県内でしか流通していない銘柄、となると、酒好きならずとも、全種類試したく(集めたく)なりますよね。
そんな日本酒ファンのために、こんな粋なイベントも開催中。
スタンプラリーで全種類制覇した方は、2,000円クーポンゲット&番付に名前が掲載されるんです。期限はないので、日本酒好きの方はぜひチャレンジを。
△2021年1月現在の横綱は10名。「ニックネームでもOKですよ」と店長
下町の粋が息づいた、行きつけにしたい隠れ家居酒屋、ここにあり!日本酒好きならずとも満ち足りたひと時を過ごせる名店です。
※記事の内容は2021年1月時点での情報です。最新の情報はお店に直接お問い合わせください。