乳幼児ママ必見!脳科学から生まれた注目の音楽教育法
公開日:2020年1月22日
今、乳幼児向けの新たな音楽の指導メソッドとして注目を集める
川崎紫明・音符ビッツ
40年にわたる脳科学の研究と実践により生まれたこのメソッド、音符カードやリズムカードを主要教材とし、視覚・聴覚・感覚・触覚を連動させて使うことで、あらゆる脳の機能を高めます。読譜力や絶対音感といった音楽の基礎力を育みながら、集中力・記憶力・創造力が身につくのが大きな特徴です。
△脳科学の観点から生まれた新たな音楽教育メソッドである音符ビッツ。
音楽の基礎的な力を育みながら、脳の機能を高めます
教育に関心の高いママ・パパの間で話題のこのメソッドを展開している音楽教室が、門前仲町駅から徒歩4分の牡丹町商店街にある
川崎紫明・音楽ビッツ認定教室「ピッコリーナ」
認定講師が『音符ビッツ教室』として乳幼児からのソルフェージュ教室に特化し開いている教室は、現在のところ東京ではピッコリーナのみ。そのため、江東区や中央区の生徒さんはもちろん、なかには世田谷区や千代田区から通う生徒さんも。
その認定講師が、マリンバ奏者であり、都内の幼稚園での楽器の指導や各地で中高生の吹奏楽の打楽器指導を行っている大江美沙さんです。
△マリンバの演奏活動の傍ら音楽療法を学んだ大江さん。マリンバ奏者としてコンサートを行いながら、吹奏楽の打楽器指導も行っています
「これまで多くの生徒さんを指導するなかで、つまづくのは共通して『楽譜が読めない、リズムがわからない』という点だったんです。
楽器を弾きたい気持ちはあるのにその前段階で挫折したり、幼児期からリトミック教室や音楽教室に通っていても、耳だけが頼りになった子どもは、自力で楽譜を読むことがストレスになってしまったり。
あれこれ試行錯誤しながら指導をしていたときに『音符ビッツ』に出会い、今までの悩みが解決したのです」と大江さん。
子どもに秘められた能力を最大限にひきだし、0歳から脳とこころを育むという、魅力的な音符ビッツ、実際にクラスを拝見させいただきました。
遊び感覚でテンポよく!3つの音を覚えるフレーズ記憶法
最初にお邪魔したのは4歳児クラス。この日はたまたま他の生徒さんがお休みでしたが、通常は少人数クラスで指導を行っています。見る、聴く、歌う、手を使う、リズムにのる…五感をフル活用して音楽の楽しさを学びます。
基本の順番は「メロディカード→和音カード→リズムカード(この3つが基本です)→どうようえほん→指遊び(小さい子)→リトミック→鉄琴→ワーク作業として五線ノートにシール貼りなどいくつか」という流れ。抜粋してご紹介しますね。
こちらは音符ビッツカードを見て音符を声にだして読みあげた後、ビッツカードカルタをしているところ。講師が3つの音を読みあげて、そのカードを素早くゲット。瞬発力も鍛えられそうです。
こちらの画像(↓)が3つの音の音符ビッツカード。全部で114枚あり、基本的にはプレカード18枚(114枚の内の最初の18枚)を中心にレッスンを行います。その基本カードが終了後(だいたい、5,6歳位~)、19番以降の枚数が増えていきます。
続いて和音タイム。面白いのが、りんご=ドミソ、みかん=ドファラ、ぶどう=シレソ、というように、和音を果物で表している点。
講師が弾く和音を聞いて、該当する果物の模型を選ぶ、という和音当てクイズです。
写真の生徒さんは、果物の模型をカゴにいれたり、おままごと感覚でも楽しんでいるようでした!
そのほか、音符を動物に置き換えてリズムの練習をおこなったり、
ピアノの音を聴いて、その音の色の輪に入ったり、
7ステップで輪になってダンスをしたり。
鉄琴の練習も。
△鉄琴は五線上の音符と鍵盤の位置関係を理解するため(リンクさせる為)に導入しています
上記は一例ですが、こんな遊び感覚で学べる内容がテンポよく展開されるから、生徒さんは飽きる暇なく、とにかく楽しそう。
豊かな感受性と才能が開花するスペシャルクラス
0歳から6歳まで、年齢ごとにクラスを開講しているのですが、その後に用意されているのがスペシャルクラス。ト音記号のフルセット114枚の音符ビッツカードのうち、基本のプレカード18枚を終了後(だいたい、5,6歳位~)、19番以降のカードを少しずつ増やしながら行うレッスンです。
前述のクラスに比べると内容も高度になり、音符ビッツカードを読みあげたり、和音を聴き取って楽譜に書き込んだり。
難しそう…と思いきや、数年間こちらに通っている生徒さんは楽しそうに取り組んでいて、その瞬発力・能力の高さにびっくり!
子どもの吸収力ってすごいな、改めてそう実感した取材でした。その他のレッスン風景はFBで見ることができますよ。
何歳から始めるのがいいでしょう?
保護者の方からそんな質問を良く受けるそうですが、「やはり脳科学の観点から見ると0~1歳児からスタートするがベストですが、それ以降の年齢でももちろん有効です」とのこと。
脳科学の分野では赤ちゃんの脳の視覚野のシナプスの量は、生後8か月頃にピークをむかえることがわかっているそう。つまり、この時期に音符ビッツのカードを見せることは、視覚回路を開くのにとても有効なのです。
0歳児で連れて行って大丈夫かな?そんな保護者の方のために、こちらではトライアルを2回に設定しています。まずは気軽に試してみては?お問い合わせはコチラからどうぞ。