意外なところでおいしいもの食べちゃった
公開日:2016年9月26日
突然すみません、ワタシ、ソフトクリーム食べちゃいます。
ここがどこかというと・・・
江東区役所!
総合受付がある2階ロビーの一角、まるでオアシスみたいなお店「手づくりショップ るーくる」がありまして。
ここで豆乳ソフトクリームが通年販売されているってご存知でしたか?
味は、甘さ控えめで後味さっぱり。ロビーで作りたてのソフトクリームが食べられる区役所って、他にないんじゃないかしら・・・
「るーくる」とは・・・?
root(根っこ)とcircle(みんなの輪)を合わせた言葉で、「地域に根を張り、みんなの輪の一員として生きていく」ということを意味しているんだとか。
江東区内にある障害者が通う施設では、以前から利用者の方たちが手工芸品や食品を作り販売していましたが、販路は少なく・・・
そこで、28施設を運営する8つの団体が共同で、平成21年7月7日区役所の一角に「手づくりショップ るーくる」をオープン。それ以来、「売れるものを作る」を念頭に置き、味・品質ともにクオリティの高い手づくり商品を販売しているそうです。
販売担当は、専任スタッフの他、当番制で各施設職員の方とその施設を利用する障害者の方各1名。
この日の当番は、生活介護施設「ふれんど しおはま」職員の松井さん(左)と利用者の林八重子さん(右)。
月に4回、職員の松井さんとペアを組み接客をする林さん。
ここに来るのがとても楽しみなんだとか。
「林さんは接客業が好きで、商品を袋に入れるのも上手になったんですよ」と、林さんを温かく見守る松井さんです。
毎日入荷!
開店後次々と、各施設から作りたての食品や雑貨・施設が仕入れた野菜などが運ばれてきます。
商品を棚に入れるスタッフの方。
岩手をメインに千葉・神奈川・福島産の野菜の中には、めずらしいものも。
野菜も買える区役所って・・・区外の人に自慢したくなっちゃいます。
雑貨いろいろ
それぞれの施設で趣向をこらして作る雑貨は、アクリルたわしなどの日用品や袋物・アクセサリーなどなど。素材も布やビーズ・革など様々です。
ほんの一部をご紹介しますと・・・
ちょこんと可愛らしい飾りを付けたペン。
刺繍や、洗っても消えずらいスタンプで模様を入れた雑巾。これ、かなり売れているそうですよ。
もこもこした羊毛フェルトをアップリケにしたミニトートバッグ。どれも可愛い柄ばかりです。
革製のヘアゴムは500円。ワタシ、この色違いを買いました。
スタッフの原さんが手に持っているのは、柄違いの着物地を縫い合わせて作った、「和布袋」(1,000円)。
肩から下げられるエコバックにもなる大きめな袋は、ここでたくさん買物をした方や、高齢者の方に好評なんだとか。
ランチに、おやつに
昼近くになると、お客さんが次々と。
皆さんのお目当ては、ここで販売しているおにぎりやパン、お菓子など。
ワタシも、スタッフの方が「ものすごくおいしい!」とすすめてくれた カツサンド (280円)を購入。
アイスコーヒー(180円)と、5種類入り290 円の5色パンも買って、区役所ロビーでイートイン。お店の前には、テーブルとイスもあるんですよ。
このカツサンド、お肉柔らかでおいしくて、見た目以上にボリュームがあって、ほんとにおすすめです!
今度は豆乳シフォンケーキ、食べに行きま~す♪
※本文中の情報は2016年9月時点のものです。