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Café Accha(カフェアチャ)

place亀戸駅北口から徒歩4分

インド人お墨付! 本格インド料理×コーヒー×音楽が楽しめる寛ぎカフェ

公開日:2019年11月21日

亀戸駅北口から徒歩4分。

亀戸ウッディビル7階に2019年6月にオープンした

 

Café Accha(カフェ アチャ)

 

△店名の「Accha」は、ヒンディ語で“良い”の意。インドの方は挨拶や相槌などとしても日常的に使う、便利な言葉なのだそう

 

本場のインド料理と香り高いコーヒー、そして音響にこだわったアコースティックな音楽が楽しめる、オーナー・秋元幸治さんの独自のセンスが光るお店です。

 

△インド料理と音楽、コーヒーをこよなく愛する秋元さん

 

一見インド料理店らしからぬ店内は、壁一面に秋元さんのLPコレクションがズラリと並び、本格的な音響設備を備えたお洒落なライブハウスを思わせる空間。

 

△店の一角には”見せる収納”の楽器倉庫も。今後は様々なライブも行う予定だそう

 

60~80年代のものを中心に国内外のロックやジャズ、ポップスなどが流れるリラックス空間で楽しめるのは、「毎日でも食べ飽きない、インドの家庭料理です」と秋元さん。

 

△リクエストすればお好みのLPをかけてくれます。こだわった音響で楽しむレコードの音色に包まれて、至福の時間が過ごせます

 

そう、ココは小学生の時に初めて南インド料理を食べて以降、本場のインド料理に魅了され、そして中学時代よりユニットを組んで音楽活動をしている秋元さんの、こだわりが詰まったお店なのです。

 

 

大家の元でインド料理を習得

 

本場の味に虜になった秋元さん、大学時代のアルバイト先はカレー専門店、そして就職・結婚を経て子育てが落ち着いた頃、著名なインド料理の大家の元へ。インド各地の料理と、その背景にある歴史や物語への造詣を深めるにつれ、ますます魅了されていったのだとか。

 

△インド料理に欠かせないダル(豆)も多彩に揃います

 

「インドは広大な国土の多民族国家で、地域ごとに特色ある料理が存在します。北と南に大別されますが、実際にはもっと細分化されていて、広くて深い。“インド料理はこう”って、断定することができないんですよね。そこが魅力でもあり、知れば知るほど面白いのです」と、インド料理について話し出すと止まりません!

 

△本場のスパイスは、インド料理専門のフードマーケットに頻繁に足を運び、フレッシュなものを仕入れています

 

そんな、インド料理への深い知識を持つ秋元さんが作るのは、フレッシュなスパイスなど厳選素材を使い、パニール(インドのチーズ)やヨーグルトも自家製の、地域ごとに特色のあるインド全土の美味。在日インド商工協会からも問い合わせがくる本場の味です。

 

定番のカレーは「肉のカレー」「野菜のカレー」「サンバル」(南インドの味噌汁的な存在)の3種があり、「数えきれないです(笑)」という秋元さんのレパートリーのなかから、その日のおすすめがそれぞれ登場します。

 

 

今回ご用意いただいたのは「バターチキン」「ほうれん草とパニールのカレー」「にんじんと大根のサンバル」の3種のカレーにライスか自家製プーリー、マサラサラダorライタサラダが付く「Bセット」1,150円。

 

 

「バターチキン」は、一般的にイメージするこってりとした味つけとは異なり、スパイス使いが際立つライトな口当たり。「ほうれん草と自家製パニールのカレー」は、ほうれん草の風味と、自家製パニールのコクと歯ごたえがベストマッチな一品。野菜をトゥールダルという豆の煮汁で煮込んだ「サンバル」は、様々なスパイスの組み合わせの妙が堪能できる奥深いおいしさです。

 

△手前から時計回りに「ほうれん草と自家製パニールのカレー」、「サンバル」「バターチキン」

 

確かに、いずれも程よいスパイス感とライトなオイル使いで、本格的な味がら毎日でも食べたくなる、食べ疲れしない優しい口当たり。

 

インド産のバスマティライスや、自家製のプーリー(全粒粉で作るインドのパン)と合わせれば、手が止まらなくなるおいしさです。

 

△チャパティと同じ、全粒粉の生地を揚げたものがプーリー。全粒粉の滋味と独特の食感がヤミツキの味

 

そのほか、いわゆる日本でポピュラーなインド料理の定番とは一線を画する、多彩な味が揃うのもココの魅力。

 

こちらは自家製のサクサク生地に具材をたっぷり詰めて揚げる「サモサ」500円。甘酸っぱいタマリンドチャツネとグリーンチャツネを添えて。いずれも秋元さんが大切にしているレシピによる自家製です。

 

 

 

スパイシーな風味がたまらない「チキン65」は、ビールのお供に◎

 

△「チキン65」の名前の由来は? 秋元さんがそんな豆知識も解説してくれますよ~

 

「自家製パニールのインド風カプレーゼ」500円は、ミルクのリッチな味わいが凝縮したパニールだけでも感動的なおいしさ。お酒にもよく合いそう。

 

 

そう、こちらの嬉しいところは、飲めるメニューも充実している点。例えば、野菜が主役の「オクラのムスリム炒め」や「インゲンのポリヤル」などは、匠のスパイス使いでおつまみにぴったりな主役級の味わいに。

 

もちろん、アルコールも揃ってますよ。

 

サントリーの「プレモル神泡」のなかでも、限定店だけに認められている”超神泡”のサーバーで注ぐ、ホイップのような泡が楽しめる生ビールは530円。

 

 

女性にも好評の「マサラワイン」グラス500円/ボトル3,000円は、フェンネルやカルダモン、シナモンなどのスパイスを加えた、芳醇なアロマが楽しめるワイン。スパイスの魅力に思わずはまりそうな魅惑の味です。

 

 

東南アジアで美容食として知られるフルーツ、タマリンドを使った「生タマリンドソーダ」500円や、自家製ヨーグルトの「ラッシー」400円など、ヘルシードリンクも揃っています。

 

そして、忘れてならないのが、自家製スイーツ! こちらは世界一甘い(?)スイーツともいわれる「グラブジャムン」300円。小麦粉と砂糖、ミルクを合わせた生地を丸く成型して油で揚げ、シロップに漬けたインドのお菓子ですが、秋元さんはシロップの甘さを調整し、カルダモンなどのスパイスをアクセントに加え、日本人にも食べやすい一品に。

 

△このお菓子だけは日本人に合わせて甘さを調整。とはいえしっかり甘いので、シェアするのがおすすめ

 

そのほか、スリランカ産のヤシの花蜜「キトゥル」をかけた「自家製ヨーグルト キトゥルソース」300円や、そのヨーグルトとフローズンフルーツ、バニラアイスをブレンドした「特製アイス」450円など、未知なるおいしさに出会えるラインナップです。

 

コーヒーマイスターの資格を持つスタッフが丁寧に淹れるこだわりのコーヒーと楽しむのもおすすめ。

 

△コーヒーと料理に使うのはもちろん、食器洗浄にも浄水器を使うというこだわりよう。「匂いが付いた食器だと、料理もコーヒーもおいしさが半減してしまいますから」

 

 

アコースティックな音楽に彩られたコージー空間で、本格インド料理が堪能できるのはもちろん、おいしいコーヒーと自家製スイーツが楽しめる、カフェとしても使える一軒。

 

△女性でも一人でふらりと気軽に立ち寄れる雰囲気も魅力です

 

 

インド料理と音楽への愛が半端ない秋元さんとのおしゃべりもご堪能くださいね。

 

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