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chantilly(シャンティー)

place門前仲町駅3出口から徒歩12分

毎日食べたくなる、グルテンフリーのやさしく美味しいお菓子

公開日:2025年2月4日

※取材時点の営業時間、料金から変更している可能性があります。最新の情報はお店にお問い合わせください。

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今回尋ねたのは、門前仲町駅から徒歩12分のchantilly。築70年の古民家をリノベーションしたカフェで、米粉でできたグルテンフリースイーツを提供しています。今回は店主の松本さんに、創業の経緯やお店のこだわりについてお話を聞きました。

 

しっとりとした、口の中でとろけるグルテンフリーのシフォンケーキ

chantilly

chantillyの一番のおすすめ商品は、シフォンケーキのプレーン味。数あるフレーバーのなかでも、シフォンケーキそのもののおいしさを一番味わえる商品です。手に取るとふわふわで、口に入れると驚くほどしっとり。シフォンケーキの常識をくつがえす食感で、口の中でスッと溶けていきます。自然で控えめな甘さですっきりとしており、食べる手が止まりません。

 

chantilly

通年味わえるアールグレー味は、封を開けたとたん、紅茶の香りが広がります。食べてみると、とても濃厚な紅茶の風味を堪能できます。この日は、週替わりフレーバーの塩キャラメルとチーズもショーケースに並んでいました。塩キャラメルは甘味がありつつもしっかりとした塩味があり、夏らしい深い味わい。チーズはくどくなくすっきりとしたチーズの味で、ちょっとした軽食にもなりそうです。

 

いずれもやさしい味わいで、一緒に飲み物がなくてもずっとおいしく食べられるほど、パサパサ感ゼロ。食べ比べをすると、それぞれのおいしさをさらに楽しめます。

 

chantilly

店頭にはシフォンケーキのほか、限定商品のマンゴープリンやカヌレが並びます。夏季限定商品として週替わりのフレーバーのあるジェラートやコーヒーフロート、クリームソーダなども用意。シフォンケーキにあうように独自にブレンドしたコーヒーや、ハーブティー、ほうじ茶・抹茶ラテなどの飲み物も豊富です。冬にはホットワインやホットチョコレートなどをいただけます。

 

ジェラートとシフォンケーキをカップに入れたパフェも暑い時期にぴったりです。溶けてきたアイスをシフォンケーキが吸い込んでくれるため、最後までおいしく味わえます。さらに、グルテンフリーのバースデーケーキやクリスマスケーキ、米粉の食パンなども注文可能です。

飽きのこない、毎日手軽に食べられるお菓子を

chantilly

長年、趣味としてお菓子作りを楽しんでいた松本さん。そのなかでもとくにシフォンケーキ作りにのめり込むようになり、シェアキッチンやシェアカフェを借りて販売するようになりました。隅田川沿いの公園や高架下のマルシェに参加して、知り合いが増えたこともあり、隅田川のすぐ近くにchantillyをオープンしたそうです。

 

シフォンケーキを魅力に感じた理由は、毎日食べても飽きないうえに、味のレパートリーを増やしやすいから。「特別な日のお菓子ではなく、毎日手軽に手に取って食べてほしいという思いで作っています」と、お菓子作りに込めた想いを語ってくれました。

 

chantilly

かわいらしいロゴは、ふわっとしたメレンゲをイメージしています。店名の由来は、フランス菓子の用語で、生クリームを泡立てることをクレームシャンティーと呼び、覚えやすいと思い、フランスの製菓学校で学んでいたころから、自分のお店を構えたら名前にしようと決めていたそうです。

 

素材や作り方への、徹底的なこだわり

chantilly

chantillyのお菓子はいずれも無添加・無農薬、グルテンフリー。季節ごとのメニューには、旬の食材やその時期に栄養価の高いものを選んで使用しています。松本さんが実際に仕入れ先に足を運んだり、農家さんから直接仕入れたりして、より良い素材を選定しているそうです。

 

「せっかく手作りをしているので、安全で安心なものを食べて欲しいと思っています。無添加にすると、賞味期限は短くなってしまいますが、せっかく対面で販売できるので作りたてのものを食べてもらえれば嬉しいですね」と松本さん。お客様にはお子さんやご高齢の方も多いので、お酒は極力使わず、やさしい味に仕上げています。

 

chantilly

▲大きな窓から差し込む光が心地よい一階席

 

小麦粉アレルギーのある方や、健康法の一つとしてグルテンフリーを取り入れている方も多く、また、この周辺は企業が多いので、お昼休みに男性一人で買いに来てくれる方や、会社帰りにお土産として買いに来てくれる方もいらっしゃるそうです。

 

お客様から要望を受けたフレーバーでシフォンケーキを作ることもあるそうです。これまでに作ったフレーバーの種類は数え切れないほどだとか。

 

「季節の素材によって水分量やそれが持つ甘味が違うので、糖度計で測ったり、水分量を確認したりしながら、都度レシピを変えて作っています」とお菓子作りにかけるこだわりを教えていただきました。

 

chantilly

▲古民家をリノベーションした二階の個室

 

古民家を改修した店内は、ナチュラルでおしゃれな雰囲気。販売をお休みしている日には、お菓子教室を開催しており、シフォンケーキやロールケーキ、カヌレやクッキー作りをマンツーマンで教えてもらえます。

 

「グルテンフリーというキーワードで検索してお店に訪れる方が多いので、お菓子を作りたい理由を聞いて、一人ひとりと向き合って丁寧に教えています。グルテンフリーのお菓子作りは決して難しくないということを伝えています。レッスン後にご自宅で作ってみたと聞くと、とても嬉しくなります」

 

今後も、一つひとつのお菓子を丁寧に作ることを大切にしたいと松本さん。ぜひ、ふわっととろけるシフォンケーキを食べに来てくださいね。

 


※2025年7月取材時の情報です。料金や営業時間などが変更になる場合がございます。詳細は必ず店舗にてご確認ください。

※記事中の金額は全て税込みの価格です。

 

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