清澄白河でカスタマイズ「お気に入り」を作る
公開日:2015年11月30日
清澄白河にある、ノスタルジックなガラス工場
清澄白河に、平切子と呼ばれるガラス加工をメインに、切断や穴あけ・研磨・砂を吹き付けて文字やイラストを入れるサンドブラスト・割れたガラスの修復など、あらゆるガラス加工を行う、1950年創業の椎名硝子さんがありまして。
工場の中には、研磨などガラスを加工するための機械が何台かあり、熟練の職人さんがお仕事中です。
この機械の動力源は一か所で、そこから動力を伝えるためのベルトがいくつも張り巡らされていて、その光景に工場萌えのことみせスタッフ、うっとり!
しかも、創業当時からの機械設備・・ということで、どこを見てもノスタルジックな昭和の雰囲気。
この機械と技術を使って、創業者のお孫さんであり現社長の息子さん、椎名隆行さんが、「個人の方のオーダーに応えたい」と独立開業したのが、『GLASS-LAB』(グラスラボ)。
2014年11月の開業から1年、テレビなどのメディアで紹介されるなど、ご存知の方も多いのでは。
「希望通りのものを作るために、注文された方との面談が欠かせないんです」と椎名さん。
失敗が許されない、ガラス加工ならでは。お客様の要望をとことん理解してから作るんだそうです。
人気はプレゼント用のカスタマイズグラスや、ウエディングプレートなど。
サンドブラストの機械を使って、世界にひとつの作品が出来上がります。
作品は、GLASS-LABのHPに載っているのでご覧くださいね。
捨てたくない、お気に入りの瓶に新たな活路を
持ち込んだガラス瓶のカットが1,500円~。これ、やりたいと思っていたんです!
子どもが赤ちゃんの時に使っていたガラスの哺乳瓶や、記念日に飲んだワインのボトル。
海外のオシャレなビール瓶、お気に入りの日本酒の瓶などを
グラス、花瓶やキャンドルスタンド、ランプシェードにしたりとか。
カットして実用品にしたいガラス瓶、けっこうありますよね。
貴重な工場見学とガラス加工体験
「GLASS-LAB」として、土・日・祝日には無料で工場を見学させてくれるとのこと。(要予約)
「案外、女性の方が多いんですよ」と、椎名さん。
工場見学と同じく、予約をすれば体験できるのが、「液ダレしない醤油差し加工」だそうです。
これは、国が定めた伝統工芸品、江戸硝子(江戸時代から製法を継承した、職人手作りのガラス)を使ったもの。
醤油差しを完成させるのに必要なのが、ここでの加工。
ボール盤と呼ばれる、穴をあけるための機械を使って、醤油差しのクチの内側を削る加工をしていきます。
切削工具を取り付けた主軸を回転させながら下げることで、瓶のクチの内側が削られていきます。
途中、何度か蓋をして確認。しっかり瓶と蓋が合い、液ダレしなければ完成です。。
出来上がった醤油差しを持ち帰ることができるガラス加工体験は1回4,000円ですが
3人以上のグループであれば、ことみせくーぽんの利用で3,500円に!
し・か・も!フェイスブックやインスタグラムなどSNSで、体験のレビュー投稿をすれば粗品をプレゼントしてくれるそうです。
し・か・も!椎名さんは、好感度バツグンの好青年!
清澄白河でカフェめぐりして、ガラス工場見学&加工体験・・・なんだか楽しい週末になりそうです♪