いつ来ても変わらない味がここにある
公開日:2014年11月26日
深川の地で守り抜いたそばの味
ここは、1952年(昭和27年)創業の長寿庵 蕎匠(ちょうじゅあん きょうしょう)。
そば懐石も人気。お寺が51か寺あるという深川になくてはならない法要の後の食事、お斎(おとき)の場としても利用できる、落ち着いた雰囲気の老舗そば店です。
ここで提供するのは、新潟県・妙高高原でとれた蕎麦粉を使って打った二八そば。(9月下旬から新そばになるそう・・)
そば店特有のタレ「かえし」もこちらでは醤油・みりん・砂糖を釜で煮て、泥窯で2週間寝かせているので、とろみがあるのが特徴だそうです。
「もちろん、保存料や化学調味料は使っていません」と店主の設楽(したら)さん。
店を切り盛りする女将さんとともに、創業以来変わらない味を守っています。
人気の「 深川天せいろ」はいかがでしょう
たくさんあるメニューの中から、こちらをいただきました!
アサリと、柔らかい江戸ネギのかき揚げ天ぷらがついた「深川天せいろ」 1,645円。
毎朝、かつお節でとっているというダシに「かえし」を入れたつゆに、そばをさっとくぐらせていただく・・・美味♪
もちろん、最後に残ったつゆをそば湯で割る!これ、マスト!
おもてさくさく、そして中身しっとり、アサリのかき揚げも美味しく、完食いたしました!
おすすめです!季節限定のそばすき!
冬ならではのそばがメインの鍋料理、そばすき。1人前 1,955円(2人前から)。
鍋の中に入る材料はすべて国産、産地にもこだわっています。
・宮崎の日南どり
・鴨と日南どりの自家製つくね
・厚めの油揚げ
・白菜
・芳ばしく焼いたネギ
・小松菜
・シイタケ・きのこ類
・車麩・絹ごし豆腐
そばは、もちろん二八そば。鍋用に硬めに茹でているそうです。
野菜と鶏肉の旨みが加わったダシに、そばをしゃぶしゃぶのように軽くくぐらせていただく、これがそばすき。
そばがメインの鍋、寒い日に家族で、友人同士で囲みたい逸品です!
「美味しいお酒も楽しんでいただきたい」と女将さん。
信州諏訪の銘酒「真澄」や飯田の「喜久水」、木曽福島の「七笑い」を冷酒、燗でご用意します。焼酎のそば湯割りもおすすめですよ」とのこと。
次はプライベートで、美味しいお酒を飲みながら・・といきたいものです。
※写真中の商品の価格は2014年10月時点のものです。