フルーツとスパイスの香り！ 門前仲町駅近のシーシャ専門店
公開日：2022年12月14日
昨今、欧米を中心にトレンドとなっているシーシャ（水タバコ）。発祥の地・中東の国々では男性が楽しむイメージが強いですが、欧米や日本では20～40代の男女の間で、チルアウトアイテムのひとつとして定着しているのだとか。というわけで、今回足を運んだのは、2021年10月、門前仲町にオープンした
ALIF shisha cafe & bar
△門前仲町駅から徒歩2分。仕事帰りにも立ち寄りやすい好立地です
女性一人でも入りやすい雰囲気と、シーシャとワンドリンクで3,000円（2時間）という手ごろな価格で女性客も多いこちら。モロッコやエジプト、トルコなどのファブリックやランプをセンス良く配したエキゾチックムード漂うおしゃれな空間も女性客に支持される理由です。
「フルーツやスパイスの香りを楽しむシーシャのフレーバーは幅広く、そこがシーシャの大きな魅力ですね」と、オーナーのエニィさん。
△サウジアラビア人の友人に教わったのをきっかけにシーシャにはまったというエニィさん。老舗のシーシャバーを経て独立
1回につき約1.5～2時間ほどゆっくりと時間をかけて楽しむシーシャ。「フレーバーの多彩さに加えて、そのスローな時間の使い方も、チルアウトアイテムとして支持される理由では。うちのお店でも、ソファに座ってシーシャを吸いながら仕事をする方もいれば、読書や動画鑑賞をする方もいて、皆さんそれぞれの時間を楽しまれていますね」
△客として通ううち、シーシャにハマり、ついにスタッフになったというコースケさん
一方、スタッフや他のお客さんとの会話も楽しみたい方はカウンター席へどうぞ。
「シーシャが作り出すスローな時間が、自然な会話を生むんですよね。初めての方同士でも、程よい距離感とテンポでおしゃべりされています」
△シーシャと楽しみたいドリンクも豊富。トルコの器でサーブされるアールグレイティー（↑）と、マンゴーラッシー＆ラッシー（↓）
いざ、シーシャ初体験！
さて、改めてシーシャとはどんなもの？ シーシャを吸ったことのない筆者、実際に体験させていただきました。まずは様々なフルーツやスパイス、バニラやキャラメルといった50種ほどのフレーバーのなかから、好みのものをチョイス。3種類まで選べ、ミックスすることも可能。どれを選んでいいかわからない、そんな方にはエニィさんやスタッフがていねいに説明してくれますよ。
△多彩なフレーバーのシーシャの葉。タバコの葉をフルーツやスパイスとともにシロップに漬けて作られます
リコリスやアニスを使ったダブルアップル、お香のような香りのパンラズナなど定番をはじめ、多彩なフレーバーが揃います。なかにはコーンポタージュなどかなり珍しいものも。UAE産を中心にヨーロッパ産のものも扱っているそう。そんななから筆者が選んだのはオレンジ系のフレーバー。
△シーシャパイプの下部分はエジプトから、タバコの葉を詰める上部分はイランから仕入れています
スタッフがタバコの葉と水とココナッツの炭をセッティングし、15分ほど加熱。楽しめる状態になったら席へ運んでくれます。
まずはひと吸い。紙タバコと違い、吸って口にいれるだけです。そして吸い終わったら口をあけて…。タバコのビター感をほんのりまとったオレンジの香りがふわっと広がり、思わず「いい香り！」。心地よい香りと非日常感の相乗効果で、あっという間にチルアウトモードのスイッチが入る感じ、とでもいいましょうか。
△英語記事ライターのスティーブン氏、すっかりリラックス
さて、初シーシャの感想は…。コーヒーや紅茶、ワインなど、香りを楽しむ嗜好品にこだわる方ならきっと好きになるんじゃないかな、と感じました。
「シーシャはどんなフレーバーを加えるのもアリで、タバコの葉ではなくお茶の葉を使ったり、タバコの葉の洗浄加減で味わいが異なったりと、深堀りすればするほど、奥深い世界で楽しいですよ」とエニィさん。
知的好奇心も満たしてくれるシーシャを、クリーンかつおしゃれな空間で楽しめるスポットです。
※記事の内容は2022年12月時点での情報です。最新の情報は店舗に直接お問い合わせください。
※近年ではニコチンフリーのシーシャもありますが、シーシャのパイプ自体がタバコ製品とされているため、ニコチンフリーであっても未成年の使用は法律で禁止されています。
