半径2kmの食卓を笑顔にするまちの八百屋さん
公開日:2025年2月12日
※取材時点の料金、営業時間など変更している可能性があります。最新の情報はお店にお問い合わせください。
今回は、清澄白河で「野菜のちから」を運営する株式会社FOOD VOICEの皆さんにお話を伺いました!
2015年から清澄白河で北海道産ナチュラルチーズ専門店「チーズのこえ」を運営されていて、その中で月に2回開催していた全国の生産者から直送の野菜を販売する朝市「清澄白河おやさい市場」が大好評。
そこで「新鮮で美味しい野菜をもっと楽しんでもらいたい」という想いで、2019年に常設店舗としての八百屋「野菜のちから」をオープンしました。
代表の今野徹さんは、北海道出身、前職で江東区に住んでいた際、近所の清澄白河が気に入り、「下町らしい温かい人と人のつながりが残っているこの街で、日常に寄り添った店にしたい」という想いで、出店したそうです。
“野菜が野菜の味がする”選りすぐりの野菜を販売
野菜のちからには、北海道から沖縄まで、年間を通すと約130軒もの全国の生産者さんから直送でその時々の旬の野菜や果物が届きます。
代表の今野さんをはじめ、スタッフのみなさん自らがよいものを求め、時には畑に出向いて、生産者さんと話をする機会をもち、顔と顔が見える関係を築いています。
作り手のこと、畑のこと、その地域のことや、近年の気候変動による野菜の栽培への影響など、野菜の背景もしっかりとお客様に伝えられるよう、日々のお客様との会話、SNSでの発信、「月刊野菜のちから」という読み物の発行などもしています。

▲色とりどりの野菜が豊富に並ぶ

▲明るくておしゃれな店内

▲野菜の解説があるのが嬉しいですね

▲見たことのない珍しい野菜もありました

▲納豆やきのこなども販売

▲消費者と生産者がつながる場にも!
また、調味料や日本酒、ジュースなども販売しています。
野菜にあった油、地域に根付いた蔵元のお酒、季節のお料理に合うものなど、スタッフが美味しいと思うものを選んで取り扱っています。

▲オススメのお酒や調味料が充実

▲姉妹店「バターのといき」のバターも
野菜が美味しい惣菜やスープも楽しめる
野菜の販売だけでなく、旬の野菜が主役のサラダボウルや、惣菜やパンなどの多様な商品が売られています。
10種類以上の野菜を摂れるサラダボウルは、自家製ドレッシングつき。お惣菜、スープも日替わりでご用意していますので毎日いろいろな料理を楽しめます。
パンは、練馬のパーラー江古田さん、松戸のZopfさん、千駄木のベーカリーミウラさんなどの曜日替わりで名店のパン屋さんが並びます。
パンとスープやお惣菜を組み合わせてお昼ご飯に買っていくのもいいですね!

▲カラフルなデリも美味しそう

▲サラダボウルと自家製ドレッシング

▲スープもすごくおいしそう!
これからも、日常の食卓を豊かにしていきたい
現在、子育て中のお母さんや高齢の方、ご夫婦でいらっしゃる方など、色々なお客様がいらっしゃるそうです。その中で、「おすすめの作り方で作ったら美味しかった」、「インスタグラムで見た野菜を買いに来たよ」、「こんなふうに料理すると美味しいよ」など、スタッフとお客様との交流も。
今後の展望をお伺いすると、「これからも、お客様の食卓を「食べること」からしあわせにしていきたい。」とお話しいただきました。
ちなみに、お店に行って買うだけでなく、半径2kmの圏内であれば、電動自転車でスタッフが宅配する有料サービスも実施しているそうです。(購入金額2,000円以上)雨でおでかけしたくない日や、体調が悪い日、在宅勤務で今日は家から出たくないという日にぜひ活用していただきたいとのことです。
美味しい野菜を買えるだけでなく、生産者さんや近隣の飲食店シェフなど、色々な人との繋がりがあって、とっても温かくておしゃれな八百屋さん。
こんな温かいつながりを感じられる「野菜のちから」、そして清澄庭園を挟んだ向こう側にある「チーズのこえ」も、ぜひ利用してみて欲しいです。

▲大きな黒板が目印の店舗

▲とても気さくなスタッフの皆さん
※2025年10月取材時の情報です。料金や営業時間などが変更になる場合がございます。詳細は必ず店舗にてご確認ください。
※記事中の金額は全て税込みの価格です。