「続かない」を変えるジム
公開日:2026年4月21日
※取材時点の営業時間、料金から変更している可能性があります。最新の情報はお店にお問い合わせください。
◆続けられる仕組みとは
「運動しよう!」と思っても、気づけばやらなくなっている…。
三日坊主、という言葉がしっくりくる人も多いのではないでしょうか。
今回訪れたのは、少人数制の個別指導ジム「スモールジム住吉東京」。
話を聞いてまず印象的だったのは、「続かないのは当たり前」という前提に立っていることでした。
気合や根性のように、“頑張る”ではなく、
“続けられる仕組み”で解決する。
その考え方が、このジムの軸になっています。
◆週1回50分、予定として組み込む
スモールジム住吉東京は、週1回50分、曜日と時間を決めて通うスタイルです。
一見すると自由度が低く感じますが、この“固定”がポイント。
「この時間はジムに行く」と予定として組み込まれることで、習慣になっていく。
「いつでも来ていいですよ」は、やさしいようで、実は難しい。
「今日はいいか」「来週まとめて頑張ろう」…だいたいその“来週”は来ません。
その点、ここでは迷う余地が少ない。
一度リズムができると、歯医者の予約のように“当たり前の予定”になっていく。
気づけば、生活の中にすっと入り込んでくる感覚です。



▲トレーニング機器。限られたスペースの中で、効率よく体を動かせるよう工夫されています
◆少人数だから、心地よいつながり生まれる
1クラスは最大でも3〜4名。
同じ時間に、同じメンバーで体を動かしていきます。
大人数のような気遅れもなく、1対1のような緊張感も強すぎない。
その中間のバランスです。
通っていくうちに顔見知りになり、自然と会話も生まれる。
無理に盛り上がるわけではなく、ちょうどいい距離感の関係ができていきます。
「今日は行くのやめようかな」と思った日も、「あの人いるしな」と足が向く。
ひとりでは難しい継続を、環境が少し後押ししてくれます。
(ひとりだと簡単に負ける自分には、ありがたい環境です。)




▲トレーナーの濱田さんは、トレーニング一つひとつの動きを丁寧に教えてくれます
◆目指すのは、派手さよりも安心
ここでは、「短期間で大きく変える」ことは前面に出していません。
代わりに大切にしているのは、体の機能を整えること。
肩こりや体の違和感など、日常の中で感じる不調。
それに対して、運動を通じて無理なく向き合い、良い方向を目指していく。
実際に、「以前より楽になった」と感じる方も多いとのこと。
劇的な変化ではなくても、日常の中で違いを感じられる状態を目指しています。
派手ではないけれど、気づけば変わっている。そんな実感が少しずつ積み重なっていきます。

▲バランスパッドを使い、体幹やバランス感覚を鍛えます。転倒防止にもつながります
◆「できそう」で、意外とできない
体験させてもらうと、「これならできそう」と思った動きが、意外と難しい。
動き自体はシンプルなものが中心なのに、実際にやってみると、
「あれ、できない」
と思わず声が出ます。
そしてなぜか、見ている人はちょっと笑っています。
普段は意識しない正しい体の使い方に気づかされる瞬間です。
特別なことはしていないのに、しっかり効いている。
「簡単そう=簡単」ではないという、当たり前だけど見落としがちな事実に気づきます。

▲ふくらはぎのトレーニングの様子。簡単そうに見えても、実際にやるとこの表情に
◆習慣をつくる、という考え方
トレーニング前にはカウンセリングも行い、目的や状態を確認。
「なぜ運動したいのか」「どこを改善したいのか」
そうした話を丁寧に聞きながら進めていきます。
ここで感じたのは、
「運動を教える場所」というより、「習慣を維持する仕組みを提供する場所」ということ。
続かないのは、意志が弱いからではなく、仕組みがないから。
そう考えると、少し気持ちが軽くなります。
「やらなきゃ」と気合いを入れるよりも、
「気づいたらやっていた」を増やす方が、きっと現実的です。
無理なく、でも確実に。
そんな続け方があることを、この場所が教えてくれました。

▲カウンセリングでやさしく話を聞きながら、その方に合った進め方を考えていきます
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