門前仲町で、もっと身近に。新しくなった東天紅 深川店へ
公開日:2026年9月1日
※取材時点の料金、営業時間など変更している可能性があります。最新の情報はお店にお問い合わせください。
※今回は再取材を実施し、前回掲載後の新たな取り組みや変更点を中心にご紹介します。
門前仲町駅から徒歩1分。
赤札堂深川店のビル5階にある「東天紅 深川店」は、長年にわたり地域の人々に親しまれてきた中国料理店です。
今回、久しぶりに店舗を訪れると、以前とは印象の異なる空間が広がっていました。
一方で、料理へのこだわりや地域のお客様との温かな関係は、昔から変わらないまま。
「中国料理店は少し敷居が高そう」
「宴会やコース料理のときに利用するお店では?」
そんなイメージを持つ人も少なくないかもしれません。
しかし、リニューアルを経た東天紅 深川店には、普段使いでも立ち寄りたくなる魅力がありました。
装いを新たに。生まれ変わった店内
今年で57年目を迎える東天紅 深川店。門前仲町の地で長年親しまれてきた同店は、地域の人々とともに歴史を重ねてきました。
以前の店内は、赤を基調とした落ち着きのある空間。
2025年夏のリニューアルでは、その雰囲気を大きく刷新。明るく開放感のある内装へと生まれ変わり、初めて訪れる人でも入りやすい雰囲気になっています。
「これまでのお客様は比較的年齢層の高い方が中心でした。リニューアルを機に、若い世代の方にも利用していただける店にしたいと考えたんです」
そう話すのは、今回お話を伺った阿部さんです。
店内には、ゆったりと食事を楽しめるレストランスペースのほか、少人数で利用できる個室も用意されています。
家族のお祝い、顔合わせ、同窓会、セミナーなど、さまざまな用途に対応できるのも同店の特徴です。
また、大人数向けの宴会場は、仕切りによって広さを調整することが可能。利用人数に合わせて、柔軟に活用できます。
日常の食事から、人生の節目となる大切な集まりまで。
装いを新たにした空間が、さまざまな時間を心地よく包んでくれます。

写真:店舗提供
△レストランスペースの店内。白を基調としていて華やかな空間で、4名席14卓、2名席3卓を備えています

△レストランスペースを別の角度から撮影。最大60名までの貸切が可能で、人数に応じて半分に仕切って利用することもできます
子どもから大人まで楽しめる、中国料理へのこだわり
東天紅 深川店には、創業当時から大切にしている考え方があります。
それは、「日本人がつくる、日本人に好まれる中国料理」です。
中国料理本来の魅力を大切にしながら、日本人の味覚に合う、食べやすい味わいを追求。
香りや個性の強い食材や調味料などを必要以上に前面に出さず、料理全体のバランスを重視しています。
そのため、小さな子どもから高齢の方まで、幅広い世代が楽しめる料理になっているそうです。
もちろん、「辛めにしてほしい」といった要望があれば、可能な範囲で対応することもあるとのこと。
基本となるものは、誰もが楽しみやすい、やさしい味わいです。
中国料理と聞くと、「辛い」「油っぽい」といった印象を持つ人もいるかもしれません。
しかし、東天紅 深川店の料理は、しっかりとしたうま味を大切にしながら、幅広い世代が食べやすい味わいを目指しています。
家族や友人と一つのテーブルを囲み、それぞれが好きな料理を楽しめる。
そんな食事の時間に寄り添う中国料理です。

写真:店舗提供
△個室1を昼に撮影。窓から差し込む自然光が、室内を明るく華やかに彩ります

写真:店舗提供
△個室2を夜に撮影。落ち着いた内装と照明が調和し、昼とは異なる趣のある空間に

写真:店舗提供
△個室1と個室2をつなげた広い個室。昼は窓からの光が差し込み、明るく開放的な雰囲気です

写真:店舗提供
△個室1と個室2をつなげた広い個室を夜に撮影。照明によって、昼とはまた違った落ち着きのある雰囲気を楽しめます
予定に合わせて選べるランチメニュー
平日のランチタイムには、近隣で働く人たちの姿も多く見られます。
仕事の合間に立ち寄る人には、チャーハンや焼きそばなどの単品料理が人気。限られた昼休みでも、しっかり食事を楽しめます。
一方、さまざまな料理を楽しみたい方や、少しゆっくりとランチを楽しみたい方には、ランチセットやランチコースもおすすめです。
「彩(いろどり)」は、さまざまな料理を一度にお膳で楽しめるランチセット。
「錦(にしき)」は、料理を3回に分けて提供するコース形式のランチです。前菜や点心から始まり、メイン料理、デザートへと続くため、一品ずつゆっくりと味わえます。
また、「錦」は550円追加で、ふかひれスープに変更することも可能です。
「今日は少しゆっくり過ごしたい」
そんな日に利用するのも良さそうです。
忙しい日のランチには単品料理を。時間に余裕がある日は、さまざまな料理を楽しめる「彩」や「錦」を。
その日の予定や気分に合わせて選べるのが、うれしいところです。

△ランチセット。東天紅 深川店では飛行機の機内食をヒントしており、少量で多くの料理を楽しめます


△ランチセットを彩る料理の数々。一品ずつ味わいながら、少しずつさまざまな料理を楽しめます
初来店ならまずはこれ。おすすめの3品
「初めて来る方には、ぜひ一度食べていただきたいですね」
阿部さんがそう話してくれたのが、「春巻き」「酢豚」「あんかけ焼きそば」の3品です。
なかでも酢豚は、東天紅 深川店を代表する人気メニュー。
カリッと揚げた豚肉に、黒酢のタレを絡めた一品です。
取材中、気になってこんな質問をしてみました。
「酢豚にパイナップルは入っていますか?」
答えは、「入っていません」。
酢豚といえば、パイナップルの有無で意見が分かれるところ。
東天紅 深川店の酢豚にはパイナップルを使用せず、黒酢のコクを生かした味わいに仕上げています。
酸味が強すぎず、お子さんにも食べやすいことから、大人から子どもまで幅広い世代に人気なのだそうです。
もう一つのおすすめが、あんかけ焼きそば。
香ばしく焼き上げた麺に、具材のうま味が詰まったあんをたっぷりとかけています。
春巻き、酢豚、あんかけ焼きそば。
まずは気になる一品を選び、少しずつ東天紅 深川店の料理を楽しんでみるのも良さそうです。
「お客様との会話」が生まれる店
阿部さんは、2025年4月から深川店に勤務しています。
それ以前は新宿や大宮の店舗に在籍していましたが、門前仲町に来てから、お客様との距離の近さを感じているといいます。
「新宿では、お客様と会話をする機会はそれほど多くありませんでした。でも、こちらでは世間話をすることも多いですね」
門前仲町ならではの下町の人情。
時には、お店へお土産や差し入れをいただくこともあるそうです。
料理を提供して終わりではなく、会話を重ねるなかで、少しずつ関係が築かれていく。
そんな地域とのつながりが、この店にはあります。
長年通い続けている常連のお客様も多く、中には何十年にもわたって足を運んでいる方もいるそうです。
地域に根差し、人とのつながりを大切に育んできたことが、長く愛され続けている理由の一つなのかもしれません。

△東天紅 深川店の阿部さん。地域のお客様との会話も大切にしています
「まずは一度、5階まで上がってきてほしい」
「若い世代にも東天紅 深川店を知ってもらいたい。」
そんな思いから、阿部さんは地域イベント「門前仲町バル街」に参加しました。
イベント当日は168人が来店。その多くが東天紅 深川店を初めて訪れたお客様だったそうです。
これまで東天紅 深川店を利用したことがなかった人たちに、その魅力を知ってもらう大きなきっかけとなりました。
「店内がきれいで、料理もおいしいと喜んでいただきました」
赤札堂のビル5階。
地域の人にはおなじみの場所でも、初めて訪れる人にとっては、少しきっかけが必要なのかもしれません。
けれど、エレベーターで5階まで上がり、店内に入ると、明るく生まれ変わった空間が広がります。
「とにかく、一度食べに来てほしいです」
阿部さんは、そう語ります。
まずはランチで訪れてみるのもいいでしょう。
春巻きや酢豚、あんかけ焼きそばを味わい、気に入ったら次は別の料理やコースへ。
その日の予定や気分に合わせて、さまざまな楽しみ方ができるお店です。

△ランチメニュー。「彩(いろどり)」「錦(にしき)」のほか、「ふかひれ御膳」「麺飯セット」など、さまざまなランチを用意しています

△ディナーメニュー。ふかひれ姿煮コースをはじめ、各種コースや一品料理を用意しています

△アラカルト・デザートメニュー。気になる料理を一品ずつ楽しみたい方にもおすすめです
変わった店内、変わらないおいしさ
リニューアルによって、装いを新たにした東天紅 深川店。
若い世代にも親しみを感じてもらえるよう、空間づくりにも力を入れています。
一方で、日本人の味覚に寄り添った中国料理や、地域のお客様との温かな関係は変わりません。
ひとりで楽しむランチ。
家族や友人との食事。
人生の節目を彩る特別なひととき。
さまざまな場面で利用できる、門前仲町の中国料理店です。
「中国料理店は少し敷居が高そう」
そう感じている方こそ、まずは気軽にランチから訪れてみてはいかがでしょうか。
装いを新たにした店内で、長年愛されてきた中国料理を楽しんでみてください。
取材後記
今回の取材で印象的だったのは、阿部さんが何度も「若い方にも来てほしい」と話していたことです。
東天紅 深川店という名前は知っていても、「宴会やコース料理のお店」という印象を持つ人は少なくないと思います。
私自身も取材前は、少し特別な日に利用するお店というイメージを持っていました。
しかし、お話を伺うなかで、ランチの単品メニューも充実しており、普段の食事でも利用しやすいことを知りました。
そして、個人的に気になったのが、阿部さんおすすめの酢豚。
「パイナップルは入っていません」という話を聞いて、ますます食べてみたくなりました。
次回は、酢豚とあんかけ焼きそばを実際に味わってみたいと思います。
門前仲町を訪れた際は、ぜひ赤札堂深川店のビル5階へ。
新しくなった店内と、長年愛されてきた東天紅 深川店の味を楽しんでみてください。

△最後に阿部さんと記念撮影。装いを新たにした店内で、長年愛されてきた東天紅 深川店の味を楽しんでみてください。
※2026年7月取材時の情報です。料金や営業時間などが変更になる場合がございます。詳細は必ず店舗にてご確認ください。
※記事中の金額は全て税込みの価格です。