湾岸エリアに、この「から揚げ」あり!
公開日:2016年9月12日
湾岸エリア、家族で営むお肉と揚げ物の専門店
タワーマンション・大企業のオフィスや公共施設・大学などがあり、他に類を見ないほどの早さで発展し、変わりゆく感ある、江東区湾岸エリア。
けれど、街を散策してみれば、昔ながらの営みを続けるお店を見つけることもできる、そんな新旧入り混じった、魅力的な場所でもあります。
豊洲駅から徒歩圏内の枝川で50年以上、家族で営むお肉屋さんがありまして。
その名は「市村精肉店」。豊洲にある「肉のイチムラ」とは親戚同士なんだとか。のれん分けから独立、お店の歴史が家族の歴史がでもあるようです。
店内に飾られたこの看板は、大切な宝物。
人の好さそうな、お父さんの鈴木賢寿さんと息子の寿一さん。いい笑顔です!
昼に近い時間とあって、仕事途中と思われる男性が次々とやってきて、皆さん常連なのでしょう、慣れた様子で冷蔵の棚からお惣菜を取り、揚げ物やライスを注文しています。
一番人気は、国産若鶏の唐揚げ!
お値段は100グラム173円。昼時は会社勤めの人、夕方になると主婦が多く買いに来るそうです。
国産若鶏をちょうどいい大きさに切り分けて、お父さん考案のレシピで作ったオリジナルの衣で包み、香り・味の決め手になる、純粋なラードだけで揚げているんだとか。
揚げているのは、お母さんの栄子さん。揚げる時間は長年のカン。無駄のない動きで次々と出来上がっていきます。
揚げたてをいただきました!
なにしろ一番人気ですから、めちゃめちゃジューシーなのはもちろんなのですが・・・
買って帰り、後で食べてもおいしかった・・・つまり、揚げたてでなくてもおいしいんです。
この日のランチは、から揚げの他、カレーパンと野菜が入ったお惣菜。全部、市村精肉店で買ったものです。
そう、揚げ物だけでなく、野菜が入ったお惣菜もいろいろありました。
好きな組み合わせでライスや揚げ物と一緒に注文する人の多いこと多いこと。
そしてここで昼食を買う多くの男性客が、冷蔵庫から取り出してしたのが、コレ。
1パック54円の千切キャベツ!
お客さんが続々買っていって、もうすぐなくなりそう・・・っていうタイミングで、
「はい、できましたよ~」
奥でひたすらキャベツを刻んでいた息子の寿一さん。
ここはまるで近隣で働く人や住まう人の台所のよう。(あえてキッチンではなく・・・)
おいしいものたくさん!
から揚げはもちろん、カレーパンも、別の日に買って食べたコロッケパンも美味しかったけれど、これ ↓ もおススメします!
中を見せたくて、特別に、半分に切ってもらったのですけど、
ハムエッグフライ(140円)
ちょうどいい加減のとろみ具合の半熟玉子をハムに乗せてサクッと揚げています。
ぜひ、お試しあれ!
夕方の16時になるとシュウマイも出来上がるということで、帰りにまた寄ってしまいました。
晩のおかず用に・・・購入!
もちろん精肉店ですから、いいお肉、揃ってますよ~!
※本文中の情報は2016年9月時点のものです。