南砂町ホルモン焼きで、じゅわ!口の中でとろけるコラーゲン
公開日:2018年1月26日
地元の人気店が、はなれをオープン

南砂町で地元の人に愛されすぎて、いつも予約でいっぱいのホルモン焼き専門店「ホルモンナカジ」。
「一見さんにもホルモンの旨さを知ってもらいたい」と本店から徒歩30秒ほどの場所にオープンしたのがこちらのお店です。
もちろん、お肉は国産、芝浦直送! うまくて、安くて、コスパ最強!

店長手描きの、味のあるメニューも健在です。

テーブルごとに集煙ダクトが付いているので、煙やニオイを気にせず楽しめます。

清潔な店内で、女性同士のお客様も多いそう。
金色の大きな招き猫がお出迎え。

仕込み中にお邪魔して、その人気の理由を探らせていただきました!

いいものを、手をかけて
一枚5,000円くらいするステーキに使うのかな?と思ったこのお肉のカタマリ。

店主の中地聡さんに聞いてみたところ、なんと「カルビ」に使われるんだそう。
贅沢すぎます…。
お肉だけじゃありません。
こちらは、はつもと(心臓の近くの大動脈)の仕込み風景。

「コリコリ」の別名どおりの歯ごたえが楽しめるのは、細かく包丁を入れるこの工程があればこそ。
新鮮な素材を、部位ごとに最もおいしく食べられる下処理をし…。
炭火で焼いて…。

人気の理由、納得できました。
味のエアーズロック
舌でもぜひ納得したい!ということで、こちらの「岩ハラミ」をいただきます。

「エアーズロック」…?
…と、なるほど!

お肉のカタマリってどうしてこう、見るだけで無条件に心が躍るんでしょう?
「カタマリで食べられるの?ハラミって硬くない?」と内心思っていたのですが、こちらもしっかり包丁が入っているのが分かりますね。
約140gあります。お値段は1,480円。
これで1,500円切るって、かなりリーズナブルだと思いませんか?
岩ハラミはじめ、厚切りメニューはスタッフが焼いてくれるそうです。
これも「いちばんおいしい状態を食べてほしい」というお店の願いによるもの。
ということで店長の中地さん自ら…。

焼いてくださいました。

見てください、我が子を見守るようなこの表情。

外は香ばしくカリッと、中は赤みがほんのり残る程度のミディアムレアに。

もう「肉!美味しい!」としか言えない、暴力的なほどの旨味と香ばしさ。
「ハラミは硬い」なんてとんでもない!
同行のことみせスタッフは、口に入れた瞬間「ジューシー!」と叫んでいました。
自家製の醤油ダレでいただくのも美味しいですが、何もつけない方も多いそう。
それくらい、肉本来の美味しさが全面に迫ってくる味です。
一番人気のホルモン!
さて、一番人気はやっぱりこちら。
コラーゲンたっぷり、ビタミンやミネラルも豊富なホルモンです!

かなり大きめにカットされていますね。
ところでホルモンって、食べるタイミングが分からないんですが…。
脂を落とさなきゃ!って焼きすぎてほぼ無くなっちゃうというか(私だけ?)
「皮から焼いて3分、返して1分、あったまったら食べごろですよ」と中地さん。

それだけでいいんですか?!
これも、新鮮だからこそ!ですね。
炎を氷で小まめに調節しながら焼いてくださいました。

まだじゅわじゅわしている黄金色の焼き立て!

さあっと口の中でとけちゃいました。
その余韻で、皮の部分の香ばしさと歯ごたえを楽しんで…。
新鮮なのがストレートに伝わってきます!
こちらは、粉末唐辛子とニンニクを漬け込んだお酢ベースのタレがおすすめ。
お供には爽やか&ジューシーなコレ
白ごはんもビールもいいですが、お店のイチ押しはこちら。

愛媛県岩城島から届いたレモンをたっぷりしぼった生絞りサワー。
皮ごと食べられる無農薬です。

普通のレモンサワーとは飲んだ瞬間の「果実感」が違います!
しっかり酸っぱいのですが、そのなかに自然な甘みもあって、とにかく爽やか。
これ飲んで、ホルモン食べて…ってエンドレスにできそう。
「近所に欲しい店」を自分で作った
お肉が大好きで、休日も行列のできるホルモン屋さんから高級焼肉店まで食べ歩くという中地さん。
そんな店長の脇をがっちり固めるのが、加藤陽樹さん(左)と上田忠泰さん(右)。

とても雰囲気が良く、お仕事を楽しんでらっしゃるのが伝わってきます。
「いいなぁ、ウチの近所にあったらいいのに」と思わずつぶやくと、「まさに自分がそう思って作った店です!」とおっしゃっていました。
決めるときはビシッと。

そうそう、厨房には、恥ずかしがって写真には入らなかった女性スタッフの方もいらっしゃったのですが、お肌が真っ白でツルツルでした!
やっぱりホルモンのコラーゲン効果なのでしょうか?
家族や仕事仲間とはもちろん、舌の肥えた女友達との女子会にもおススメできるお店です!