女子会もひとり飲みにも!隠れ家ワインビストロ
公開日:2018年2月16日
木場駅近で、おしゃれな看板発見
オトナ女子にふさわしい「ひとり飲みにも居心地がいいお店」ないかな?
と、今日も仕事帰りの街をさまよう私。
あっ。
「深川pompette」。ポンペット…ってどういう意味でしょうか?
「お一人様でもお気軽にどうぞ!」だって。
少しだけドキドキしつつ、開いた赤いドアの先は。
クラシックフラワー柄のクロスを貼った階段。
パリの小さなアパルトマン…ってこんな感じなのかも。
真鍮貼りの、6席だけのカウンター。
ここに座ろう。
窓の外にはつぼみがほころびかけの河津桜が見える。
テーブルも2卓あります。
お姉さんでもあり、
お母さんでもあるような
ふわっと、やさしい笑顔の松本きよみさんが主人。
グラスワインと、軽くつまめるもの…この前菜の盛り合わせなんていいな。
ワインは自然派を中心に、松本さんがフランスで買い付けたものも。
素直なのに、複雑な味
手前は生ハムとイチジク、
奥が金柑の甘煮とブルーチーズのブリスケッタ。
果物のフレッシュさ × ハムやチーズの複雑な風味。
その甘じょっぱさのバランス。
中央はフェタチーズとオリーブ、トマトときゅうりをあえたもの。
奥は長ネギの粒マスタードマリネ。
れんこんやカボチャなど、冬野菜をぎゅっと焼き込んだキッシュです。
「旬のものが大好き」と松本さん。
そうそう、おいしいものを少しだけ、でもお腹は満たしたい。
自分では作れないような、ちょっと手の込んだ美しいものが食べたい。
…お酒好き女性のツボを心得てるなぁ。
ディテールも好き
たとえば、この古い窓枠。
お店の内装を手掛けたデザイナーさんが、パリから持ってきたもの。
アーティストでもあるその方は、パリに永く住んでらっしゃったそうです。
厨房の何気ない向こう側を、絵のように切り取ってくれます。
お母さまが刺繍したというのれん。
一つひとつに物語があって、あったかいんです。
さて、ほろ酔いになったので
もうちょいお腹に余裕アリ、
ワインもすこーし、グラスに残ってる。
でも、お料理ひと皿をオーダーするのは重いなってときに。
ゴルゴンゾーラのチーズケーキ。
ピンクペッパーが見た目にも味にもアクセント。
チーズのクセは消えて、コクと塩分がお酒にも合う。
ああ、いい夜だった…。
次来たときは、何食べよう
パスタもいいな。
ワイン好きなあのコを連れてきてシェアするのもいいな。
お酒が飲めなくても、ひとりでふらっと立ち寄ってお食事される方も多いそう。
Wifiもあるしね。
でも、やっぱり私は飲みたいなぁ。
だってここのお店の名前、
フランス語で「ほろ酔い」っていうんだそうです!