restaurant_menu カレー・エスニック料理

MAKIN(マーキン)

place清澄白河駅B2出口から徒歩5分

チェンマイのカフェ風空間で本格タイ料理に舌鼓

公開日:2021年9月8日

清澄白河駅から徒歩5分、大通りから少し入った路地に佇む、ティファニーブルーの外観が目をひく可愛らしいお店、

 

MAKIN(マーキン)

 

△2020年4月にオープン。清澄白河エリア待望のタイ料理レストランです

 

古民家をリノベーションした、おしゃれなカフェを思わせる外観のこちら、実は本場の味が楽しめるタイ料理レストランです。マーキンとはタイ語で“食べにおいで”という意味。

 

 

「気軽にカジュアルに地元の方に足を運んでいただきたいという想いを込めました」と語るのは、オーナーの木下歩美さん。その傍らでにっこり微笑むのは、木下さんの旦那様でありタイ出身のシェフ、ナムケットさん。

 

△英語とタイ語、日本語が飛び交うインターナショナルな雰囲気もこちらの魅力。外国人の常連客も多いそう

 

お二人の出会いは、ナムケットさんがシェフとして、歩美さんがサービススタッフとして働いていたニュージーランド南島のリゾート地ワナカにあるタイ料理レストラン。10年以上を過ごした大好きなニュージーランドから日本へと拠点を移したのは、二人でタイ料理レストランを開くいう夢を叶えるため。

 

△壁に飾られたファミリーのイラストは、友人のアーティストからのプレゼント

 

そんなお二人の想いが詰まったMAKINで楽しめるのは、この道20年のナムケットさんが作り出すオーセンティックなタイ料理です。「ハーブや調味料など味の決め手となる食材はタイのものを、野菜や肉などの生鮮食品は国産のフレッシュなものを使っています」(木下さん)。

 

△チリとハーブをしっかり効かせた本場の味を提供。リクエストすれば辛さ控えめもOKです

 

タイの超有名店「S&P」で腕を磨き、その後ニュージーランドで12年、来日後は都内の有名店で3年シェフとして経験を積んだナムケットさんは、料理の引き出しも多く、メニューには多彩な料理がオンリスト。

 

 

「ガパオ」「パッタイ」といった日本でもポピュラーなものから、「ガイヤーン」「ムーナムトック」などナムケットさんの出身地ノーンカーイのあるイサーン地方の郷土料理まで幅広いラインナップです。さらに日替わりメニューにはチェンマイ名物「カオソーイ」や、南部のカレー「マッサマン」、屋台飯の定番「カオマンガイ」などタイ全土の美味が登場。

 

 

こちらは人気No.1のガパオ。タイ直送のホーリーバジルの爽やかな香りと、本場同様のチリ使いで、清涼感のある、かつパンチの効いた旨辛味に。香り高いジャスミンライスとともに食べ進めれば、まるで現地にいるかのような気分になれる一品です。

 

△「ガパオライス」ランチセット(サラダ・スープ付)1,050円 ※テイクアウト1,000円

 

バンコク在住日本人にも人気のプーパッポンカリーのプー(蟹)を、多彩なタレー(シーフード)で楽しめる「タレーパッポンカリー」もおすすめ。カレーと卵にミルク、そして海老やイカの旨みが混然一体となった複雑なおいしさは、一度食べればヤミツキ必至。程よい辛さでキッズも大好きな味です。

 

△「タレーパッポンカリー」ランチセット(サラダ・スープ付)1,200円 ※テイクアウト1,150円

 

そしてこちらは、タイ北部の古都・チェンマイ名物のカレーラーメン「カオソーイ」。手間暇かかる料理のため、バンコクのタイ料理レストランでも食べられるお店は少ないのですが、それが清澄白河で食べられるとは!と思わず感動してしまった筆者。そしてそのパンチの効いた現地の味にノックアウトです。

 

△「カオソーイ」水曜日の日替わりランチセット(サラダ・スープ付)1,200円 ※テイクアウト1,150円

 

ココナッツミルクとレッドカレーペースト、ターメリックなど多彩なスパイスが織りなす複雑な旨みのスープに、弾力のある中華麺、さらにトッピングの揚げ麺の異なる食感が重なって…。腕利きシェフのいるタイ料理店でしか出会えない魅惑の味、ぜひお試しください!

 

 

タイ直送の伝統スイーツもお腹に余裕があればぜひ。ココナッツミルクとタロイモ、卵で作るタイのカスタードプディング「カノムモーケン」、濃厚リッチなおいしさです。

 

△「カノムモーケン」500円。「ココナッツアイスクリーム」「ココナッツプディング」(各500円)もおすすめ

 

そして料理に加えて特筆すべきは、ポップで居心地の良いインテリア。チェンマイにある歩美さんのお気に入りカフェをイメージしたという店内は、ターコイズブルーを基調に、アンティーク調のファブリックやモザイクランプを配したフォトジェニックな空間。

 

△所々に配されたタイ雑貨が、まるで現地にいるかのようなゆったりとした雰囲気を演出しています

 

そんな異国情緒あふれる和み空間にぴたりとマッチするのが、二人の温かなおもてなし。「料理は本格タイですが、サービスは肩ひじ張らないフレンドリーなニュージーランドスタイルなんです」と木下さんはにっこり。

 

 

地元の方にふらりと足を運んで日常使いしていただけるお店でありたいと語る木下さん。

 

「だからメニューも、現地の人が毎日食べているような、カジュアルな料理が中心なんです。そして夜はビールと抜群にあうイサーン料理をぜひ試していただきたいです。お子様が食べやすいメニューもあるので、ぜひご家族でお立ち寄りください」。

 

△角テーブルは小さなお子様連れにおすすめ

 

現在はテイクアウトのみですが、状況をみながら通常営業を再開する予定です。

 

△テイクアウトは電話予約または店頭注文で受け付けています

 

時には英語やタイ語もとびだすインターナショナルな雰囲気のなかで肩ひじ張らずに楽しむ本場のタイ料理。おいしい料理とともに、海外旅気分も堪能できますよ。

 

※記事の内容は2021年9月時点での情報です。最新の情報は直接お問い合わせください。

 

 

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