100ml 200円で量り売り!クラフトビールが熱い
公開日:2021年10月8日
個性派クラフトビールを次々と生み出している注目のブルワリー
EDO TOKYO BEER(江戸東京ビール) オンタップ
△住吉駅徒歩8分の四ツ目通り沿い
ココでしか飲めない味を求め、遠方からわざわざ足を運ぶファンも多い人気のブルーパブ(ブルワリー併設のバー)です。
△左側の入口が店舗、右側がブルワリー。建物周辺にはビールの醸造香がほんのりと漂っています
併設ブルワリーで醸造される「千田ゴールデン」「ボタニカルファームハウスエール」をはじめとする定番のほか、「内藤唐辛子ポーター」「COFFEEスタウト」などのシーズナルビールを常時10種類ほどオンリストし、いつ訪れても新たな味に出会えるのもビールラヴァーの心をつかんでいる理由。
△店内には様々なビールコンテストで受賞した際のメダルが飾られています
その出来たてクラフトビールをテイクアウトできるってご存知でしたか?
「店舗でお酒を提供できない期間が続くなかで、常連のお客様からの要望をたくさんいただき、テイクアウトを始めました」と店長の渡辺佳希さん。
△店長の渡辺さん。気さくでフレンドリーな渡辺さんとのおしゃべりを楽しみに来店する常連さんも多数
いずれのビールも200円/100ml。持ち帰り用の容器はペットボトルでもOKですが、できれば炭酸を長時間キープできるビール専用容器・グラウラーがおすすめ。ネット通販や雑貨店などで手に入ります。
今回そのグラウラーに注いでいただいたのは、コリアンダーや柑橘系の爽やかな香りが印象的な「ボタニカルファームハウスエール」。
輝きのある明るい黄金色で、アロマティックな香りと心地よいホップの苦みのバランスが絶妙です。「ビールに使用するハーブもホップも、練馬にある契約農家で育てているんです」とのことで、繊細でキレの良い、日本産ホップのおいしさも楽しめる華やかな一杯です。
△マイグラウラーやペットボトルなどの容器を持参してくださいね
自宅でも「出来るだけ薄口のグラスのほうが、繊細で華やかな香りを楽しんでいただけます」とのこと。
アロマティックな余韻を楽しんでいたら「今ちょうど、秋冬のチョコバナナビールの仕込みをしているところです。ご覧になりますか?」と渡辺さんから嬉しいオファーが。見ます! というわけで、特別に醸造所に潜入させていただきました。
扉をあけると、香ばしくて甘やかな香りが鼻孔をくすぐります。「今ちょうどモルトにバナナを加えたところです。甘みの強いエクアドル産のバナナを使っています」と醸造長。
試作品を試飲させていただくと、まるでスイーツのような甘い香りをたたえながら、味わいはビター感が際立つコク深いおいしさで、コンセプトは“スイーツに合うビール”。10月半ばから登場予定だそうですよ。
真鯛のフィッシュ&チップスは必食!
さて、ビールと楽しみたいフードもテイクアウト可能です。契約農家直送のオーガニック野菜や、日本各地から届く鮮魚など、こだわりのメニューを提供しています。こちらは青森県で水揚げされる天然の真鯛を使った「フィッシュ&チップス」(テイクアウト1,080円)。
本場英国のものとは一味違った、繊細な味わいのフィッシュ&チップスは、真鯛のおいしさが際立つ軽やかな食べ心地。ビールがどんどんすすみます。
そのほかオーガニック野菜のグリルや天ぷらなど、ヘルシーに飲めるフードメニューが勢ぞろい。
これまでのビールの概念をいい意味で覆してくれる、個性豊かなビールとこだわりのフード。テイクアウトして自宅で楽しむもよし、70年前の古民家をリノベーションしたウッディな店内でじっくり味わうもよし。新たなビールの世界に開眼すること請け合いです。
※記事の内容は2021年10月時点での情報で、表示金額は店内飲食時の税込価格です。最新の情報はお店に直接お問い合わせください。